盟友、名女優を起用『PLAY』監督がキャスティングをふり返る

フランス映画『PLAY 25年分のラストシーン』。11月6日(金)の日本公開に先立ち、本作の監督アントニー・マルシアーノにオンライン取材を行い、本作への思いを語ってもらった。

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アントニー・マルシアーノ監督『PLAY 25年分のラストシーン』(C)2018 CHAPTER 2 - MOONSHAKER II - MARS FILMS - FRANCE 2 CINEMA - CHEZ WAM - LES PRODUCTIONS DU CHAMP POIRIER/ PHOTOS THIBALUT GRABHERR  
  • アントニー・マルシアーノ監督『PLAY 25年分のラストシーン』(C)2018 CHAPTER 2 - MOONSHAKER II - MARS FILMS - FRANCE 2 CINEMA - CHEZ WAM - LES PRODUCTIONS DU CHAMP POIRIER/ PHOTOS THIBALUT GRABHERR  
  • アントニー・マルシアーノ監督『PLAY 25年分のラストシーン』(C)2018 CHAPTER 2 - MOONSHAKER II - MARS FILMS - FRANCE 2 CINEMA - CHEZ WAM - LES PRODUCTIONS DU CHAMP POIRIER/ PHOTOS THIBALUT GRABHERR  
  • アントニー・マルシアーノ監督『PLAY 25年分のラストシーン』(C)2018 CHAPTER 2 - MOONSHAKER II - MARS FILMS - FRANCE 2 CINEMA - CHEZ WAM - LES PRODUCTIONS DU CHAMP POIRIER/ PHOTOS THIBALUT GRABHERR  
  • 『PLAY 25年分のラストシーン』(C)2018 CHAPTER 2 - MOONSHAKER II - MARS FILMS - FRANCE 2 CINEMA - CHEZ WAM - LES PRODUCTIONS DU CHAMP POIRIER/ PHOTOS THIBALUT GRABHERR  
  • 『PLAY 25年分のラストシーン』(C)2018 CHAPTER 2 - MOONSHAKER II - MARS FILMS - FRANCE 2 CINEMA - CHEZ WAM - LES PRODUCTIONS DU CHAMP POIRIER/ PHOTOS THIBALUT GRABHERR  
  • 『PLAY 25年分のラストシーン』(C)2018 CHAPTER 2 - MOONSHAKER II - MARS FILMS - FRANCE 2 CINEMA - CHEZ WAM - LES PRODUCTIONS DU CHAMP POIRIER/ PHOTOS THIBALUT GRABHERR  
  • 『PLAY 25年分のラストシーン』(C)2018 CHAPTER 2 - MOONSHAKER II - MARS FILMS - FRANCE 2 CINEMA - CHEZ WAM - LES PRODUCTIONS DU CHAMP POIRIER/ PHOTOS THIBALUT GRABHERR  
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サン・セバスティアン国際映画祭に正式出品された、パリを舞台に90年代カルチャーで彩る再生の物語を描くフランス映画『PLAY 25年分のラストシーン』。11月6日(金)の日本公開に先立ち、本作の監督アントニー・マルシアーノにオンライン取材を行い、本作への思いを語ってもらった。

>>『PLAY 25年分のラストシーン』あらすじ&キャストはこちらから

フランス・パリに住むマルシアーノ監督にオンラインで取材を行った今回。ホームビデオの映像をつないでふり返るという手法をとった本作についてマルシアーノ監督は「僕は過去を懐かしく思い出すタイプで、『過去の過ぎ去った日々を再び体験し、あの頃の自分をもう一度生きてみたい』と思った」と映画製作のきっかけを語り始める。

「10代の頃、僕もビデオで色々なものを撮影していました。当時は、携帯電話もインターネットも存在しない時代でした。昔のビデオを振り返ると当時の記憶がよみがえり、その頃にタイムスリップするような感覚を味わうことがあります。それで、過去をもう一度体験するための唯一の方法が『架空のラッシュフィルムを作る』ことではないかと思ったのです」と言い、「映画の中のエピソードは、ほとんどが僕とマックス(・ブーブリル)の実体験に基づいています」と明かした。

アントニー・マルシアーノ監督『PLAY 25年分のラストシーン』(C)2018 CHAPTER 2 - MOONSHAKER II - MARS FILMS - FRANCE 2 CINEMA - CHEZ WAM - LES PRODUCTIONS DU CHAMP POIRIER/ PHOTOS THIBALUT GRABHERR  
4人の仲間たちがまるで本当に成長するかのように自然に時が流れていく本作。3世代それぞれのキャスティングについては「まだ脚本を書き終えていない段階から、キャスティングを始め、9か月ほどかかりました。3つの世代の役者が似ていないといけないので、大変でした」と試行錯誤したそうだ。

『PLAY 25年分のラストシーン』(C)2018 CHAPTER 2 - MOONSHAKER II - MARS FILMS - FRANCE 2 CINEMA - CHEZ WAM - LES PRODUCTIONS DU CHAMP POIRIER/ PHOTOS THIBALUT GRABHERR  
一方、主人公を演じたマックス・ブーブリルは監督の盟友、その母役は監督として日本でも知られるノエミ・ルヴォウスキー、『おもかげ』に出演するジュール・ポリエも最年少のマチアス役で登場しているが、彼らのキャスティング理由についても語ったマルシアーノ監督。

物語にリアリティを持たせるため、最初は主演に有名役者は使わない方向で考えていたという監督。だが、「この映画はカメラのレンズに向かって話したり、人のセリフの上に言葉をかぶせたりと、通常の演技とは異なることばかりで、自分で考えて動ける俳優が必要でした。マックスは、僕が知る中でも最も自発的に動ける俳優の1人です。そのため、マックスに演じてもらうことにしました」と絶大な信頼を寄せる。

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『PLAY 25年分のラストシーン』(C)2018 CHAPTER 2 - MOONSHAKER II - MARS FILMS - FRANCE 2 CINEMA - CHEZ WAM - LES PRODUCTIONS DU CHAMP POIRIER/ PHOTOS THIBALUT GRABHERR  
また「ノエミは偉大なフランスの俳優の1人で、ぜひ一緒に仕事がしたいと思っていました。彼女は感受性、表現力が豊かで、ほとんど言葉を発せずとも色々なものを表現できます。それはこの映画でとても大切なことでした」と起用理由を語った。

さらにジュールについては「ジュールは素晴らしく、こちらが要求したとおりの役作りができます。いい俳優になると思います。彼が女の子に電話をかけるシーンがありました。大きな受話器で電話をかけ、まず女の子の親が出て彼女につないでもらう、という体験をもちろん彼はしたことがないのですが、かつて僕がやっていたように演じてくれました」とその演技を絶賛した。

これから公開を迎える日本。最後に監督は「もう二度と戻れないかつての日々をもう一度体験したいと思って作りました。初恋、家族や仲間との話、学生時代のバカンス、それ以外にも1998年のフランスワールドカップや2000年のミレニアムパーティなどの思い出……そんなかつての多くの出来事をもう一度味わってみたかったのです。そして僕だけでなく、多くの人にこんな体験をしてもらえたらと思い、ビデオを撮っている主人公の目線で撮りました。そうすることで、主人公と同じ気持ちで皆さん自身も人生をもう一度振り返ることができるようになれると思ったからです。ぜひこの映画を観て、泣いたり、笑ったり、人生について考えてくれたらうれしいです」とメッセージを寄せている。

『PLAY 25年分のラストシーン』は11月6日(金)より新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMA、kino cinema立川高島屋S.C.館ほか全国にて順次公開。
《cinemacafe.net》

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