【MOVIEブログ】過去へのrespect、現在のpresent、未来へのsuggestion
世界の名立たる映画祭ではだいたいクラシック部門があり、旧作映画の特集上映が組まれている。TIFFでも「日本映画クラシックス」という部門があって、今年は山中貞雄や稲垣浩の名作のレストア版を上映している。
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特に山中貞雄は28歳で夭逝してしまったが、生きていれば黒澤、小津に匹敵する存在になっていただろうと言われている伝説の監督。先日の会見の楽屋では是枝監督と深田監督が「これマストだね!」と盛り上がっていて、是枝監督は「これをやるだけでも今年のTIFFの意義がある」とも言っていた。
恥ずかしながら僕は山中の作品は映画館では観たことがなくて(観られる機会がそもそも少なかったのだけれども)、今回初めて『人情紙風船』をスクリーンで目撃して、まず驚いたのはそのモノクロームの画面の美しさ。素晴らしい画で、素晴らしいレストアだった。江戸時代の長屋を舞台にした物語なんだけど、その長屋の細かいところまで見えて、それがまた物語を語っていて、これはちょっと感動した。やはり映画は映画館で観るべきものだと再認識。空の表情も美しかった。
『人情紙風船』は「髪結新三」という歌舞伎がベースになっていて、この髪結いの新三(しんざ)というキャラクターが実にユニーク。やくざ者なんだけど何だかかっこよくて、ちゃらんぽらんかと思ったら実はタフで、いつの間にかそのペースに巻き込まれちゃう感じで、そう、まさに人情味がある。最初は単なる脇役かと思っていたら、あれよあれよいうまに映画の中心に躍り出ていって、映画が終わってもこの新三のその後の人生を考えてしまうような感じで、余韻が半端ない。こういう形で引っぱられる映画もなかなかないかも。『人情紙風船』は山中の最後の作品なので、こっちのその後の作品も観てみたかった…。
映画祭の役割の1つとして、過去-現在-未来という線を繋ぐ形で映画を見せていくということもあると思っていて、過去の映画へリスペクトを払い、現在の映画の姿を提示して、未来の映画の在り方を提案していく。今日は過去の偉大な作品を目の当たりにして、自分の中にまた新たな映画の線ができた1日だった。
ええぇい、映画祭、やっぱり面白いじゃねぇか!
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