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バラバラになった世界を救うために…いまこそ胸に響く新ヒロイン・ラーヤの魅力

2021年、満を持して登場するのがディズニー・アニメーション最新作『ラーヤと龍の王国』の新たなヒロイン・ラーヤ。まだ知られていないその魅力を、歴代ヒロインたちから紐解いてみた。

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『ラーヤと龍の王国』(C)2021 Disney. All Rights Reserved. (C)2021 Disney and its related entities
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『リトル・マーメイド』のアリエルや『塔の上のラプンツェル』のラプンツェル、『モアナと伝説の海』のモアナ、『アナと雪の女王』のエルサ…。いつの時代も愛され続けてきたディズニーのヒロインたち。そして2021年、満を持して登場するのがディズニー・アニメーション最新作『ラーヤと龍の王国』の新たなヒロイン・ラーヤ。今の時代を象徴するかのような、その魅力を紐解いてみた。

アップデートを続ける、ディズニーのヒロイン


『白雪姫』から続くディズニーのヒロインたちの歩みは、いつでも時代を映す鏡となってきた。今も昔も変わらぬ魅力を備えながらもヒロイン像は変化し、とりわけ現代のヒロインは自分自身の長所はもちろん短所も受け入れながら、未知の世界に足を踏み出し、自ら運命を切り拓いてきた。



アリエル『リトル・マーメイド』


『リトル・マーメイド』はディズニープラスで配信中 (C) 2021 Disney『リトル・マーメイド』はディズニープラスで配信中
人間の世界に憧れる、好奇心旺盛で心優しい人魚のプリンセス・アリエル。嵐の中で助けた人間の王子に恋をし、自分の声と引き換えに人間になろうとする。魔法や愛を信じて突き進む、ときに素直すぎるほどのピュアさ、ポジティブさはそれまでのヒロイン像を変える転換点となった。

ラプンツェル『塔の上のラプンツェル』


『塔の上のラプンツェル』はディズニープラスで配信中 (C) 2021 Disney『塔の上のラプンツェル』はディズニープラスで配信中
叶えたい夢を持ち続け、高い塔の“狭い世界”でも楽しんで生きることを忘れない明るさと強さを持つラプンツェル。フリンと出会ったことで、自分を信じて初めて外の世界に飛び出す。彼女の勇気や好奇心は、ときには悪党の心も動かしてしまう。

エルサ『アナと雪の女王』


『アナと雪の女王』はディズニープラスで配信中 (C) 2021 Disney『アナと雪の女王』はディズニープラスで配信中
魔法も、自分自身も信じられず引きこもっていたエルサ。外に飛び出したことで、“ありのまま”の自分を受け入れることはできても、孤独なまま。妹アナの愛も信じられない。だが、自分の気持ちに素直になったことで、魔法や愛を信じ、大切な人たちを守る強さを手に入れる。

ラーヤ『ラーヤと龍の王国』


『ラーヤと龍の王国』(C)2021 Disney. All Rights Reserved. (C)2021 Disney and its related entities
優れた剣術や軽やかな身のこなしという強みは持っているが、かつて信じていた人に裏切られたことで大事な人を失ったことから、だれも信じられなくなってしまう。旅の中で出会った仲間のおかげで、信じあう心を取り戻し、世界を救う道を見つける。

『ラーヤと龍の王国』(C)2021 Disney. All Rights Reserved. (C)2021 Disney and its related entities
どちらかといえば、ラーヤはエルサと同様、人を簡単には信じず、行動も慎重派。エルサは自分を遠ざけることでアナや王国を守ることができると信じていたが、自分で自分を信じられるようになったことで道を見つける。一方ラーヤは、自分しか信じていない。誰も信じられないと頑なになっていたラーヤが、同じ“孤独”を抱える仲間達との出会いによってまずは自分から人を信じてみることの大切さに気づいていく姿には、エルサや他のヒロイン以上に、強い共感を抱くだろう。


龍の王国を救うため…“ひとりぼっち”のラーヤが
気づいていく魔法の力より大切なものとは?


『ラーヤと龍の王国』(C)2021 Disney. All Rights Reserved. (C)2021 Disney and its related entities
人を信じられないヒロイン・ラーヤの傍らにいるのは、幼い頃からの相棒トゥクトゥクだけ。父ベンジャからは世界を救う「最後の希望」といわれたラーヤだが、実は“ひとりぼっち”の救世主だ。その理由は、悲しい過去にあった。

本作の舞台、<龍の王国>クマンドラはかつて龍と人が共存する平和な1つの国だった。あるとき、突然現れた邪悪な魔物ドルーンにより、全ての龍が犠牲となり、王国はラーヤの父ベンジャが治めるハートと、ファング、スパイン、テイル、タロンという5つの領土に分断されてしまう。

聖なる龍の力が宿る<龍の石>の守護者であるベンジャは娘ラーヤが生きる未来を思い、もう一度、王国を1つにまとめようとするが、ラーヤがファングの少女ナマーリを信じたことで<龍の石>を巡る争いが起き、魔物ドルーンが復活。ベンジャをはじめ多くの民が犠牲となってしまった。

『ラーヤと龍の王国』(C)2021 Disney. All Rights Reserved. (C)2021 Disney and its related entities
自分が人を信じたせいで愛する父を失ったラーヤは、それ以来、唯一生き残ったとされる伝説の“最後の龍”シスーを探し出し、世界を取り戻すために長い間“ひとりぼっち”で旅を続けてきた。深い悲しみと孤独、そして不安を抱えながら、たった1人で運命と向き合ってきたのだ。

『ラーヤと龍の王国』(C)2021 Disney. All Rights Reserved. (C)2021 Disney and its related entities
邪悪な魔物ドルーンとは、はっきりとした姿形はないが、触れた人間をたちまち石に変えてしまい、至るところに増殖し強大化していく“脅威”。心を持たず、なすすべのない人間達を次々に飲み込んでいくその姿を現実に照らせば、まさにいま蔓延する新型コロナウイルスのようでもあり、ここ日本でも頻繁な自然災害を思い起こさせる。そして、ベンジャが願った世界とはほど遠い、各々が自分たちさえ安全であればいいという不寛容な世界の象徴のようでもある。

そんな中を生き抜いてきた人を信じられないラーヤを変えていくのが、旅で出会う仲間たちだ。まずは、伝説の龍シスー。西洋でドラゴンといえば、炎を吐き、鱗や巨大な牙を持つ屈強なイメージがあるが、対して本作のシスーは“水と雨と平和”の象徴であり、日本やアジアにおいて神聖な存在とされる龍をベースとしている。水色に光り輝き、空を駆ける姿は強さ以上にしなやかさを感じさせる。

『ラーヤと龍の王国』(C)2021 Disney. All Rights Reserved. (C)2021 Disney and its related entities
その神聖さとは裏腹に(!?)龍の魔力を失っても、とことん陽気で楽観的、ユーモアのセンスも抜群。そして、人を信じすぎてしまう子どものように純粋な一面も。

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このラーヤとシスーのいわば正反対なバディに、貿易港タロンで出会った愛らしい“盗っ人ベイビー”ノイ、テイル出身の船のオーナーで“孤独な実業家キッズ”のブーン、スパインの森に住む“恐れ知らずの戦士”トングなど、ひと癖もふた癖もあるキャラクターが加わる。

『ラーヤと龍の王国』(C)2021 Disney. All Rights Reserved. (C)2021 Disney and its related entities
それぞれが“ひとりぼっち”だった仲間たち。彼らとの出会いが、「誰も信じられない」と頑なだったラーヤの心をゆっくりと溶かしていく。それまで、困難にぶつかっても自分1人で何とかしてみせると考えていたラーヤが、まずは仲間を“自分から”信じることで一歩前に踏み出していくのだ。

バラバラに壊れてしまった世界を救うのは、たった1人の無敵の救世主でも、龍の魔法の力でもない。どこにでもある、誰とでも手に入れられる“信じあう心”であることを、ラーヤと仲間たちが教えてくれるだろう。



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『ラーヤと龍の王国』をディズニープラス プレミア アクセスで視聴
『ラーヤと龍の王国』は3月5日(金)劇場 and ディズニープラス プレミア アクセス同時公開。
※プレミア アクセスは追加支払いが必要

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<提供:ウォルト・ディズニー・ジャパン>
《上原礼子》

「好き」が増え続けるライター 上原礼子

出版社、編集プロダクションにて情報誌・女性誌ほか、看護専門誌の映画欄を長年担当。海外ドラマ・韓国ドラマ・K-POPなどにもハマり、ご縁あって「好き」を書くことに。ポン・ジュノ監督の言葉どおり「字幕の1インチ」を超えていくことが楽しい。保護猫の執事。LGBTQ+ Ally。レイア姫は永遠の心のヒーロー。

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