『ビバリウム』は母国アイルランドの現実!? 監督ロルカン・フィネガンが語る
ラビリンス・スリラー『ビバリウム』でメガホンをとった、ロルカン・フィネガン監督のインタビュー映像がシネマカフェに到着。
映画
洋画ニュース
-
見上愛&木村達成、大河ドラマ「光る君へ」役衣装写真公開
-
『ビバリウム』大島依提亜&嶽まいこが手掛ける特別版ビジュアル
-
≪配信開始≫チュ・ジフン×ハン・ヒョジュ豪華初共演「支配種」は世界必見のノンストップ・サスペンス【PR】
>>『ビバリウム』あらすじ&キャストはこちらから
映像にはインタビューのほかに、ジェシーとイモージェンが映るメイキングも収められている。ロルカン監督は早速、「人間はいわば強制的に社会契約を結ばされている」と独自の視点から社会の現実を語り、「生きるべき規範を社会に定められ それに従うことを求められるんだ」と自分で見解を述べる。
続けてロルカン監督の母国アイルランドの住宅問題について、「住宅ブームが起きたアイルランドでは郊外にしか家が持てない」と明かす。「近所に誰が住んでいるのかも知らず パック詰めの加工食品を食べる おぞましい生活だよ」と、まるで本作『ビバリウム』の世界観と同様な状態にあったことを明かす。
この発言から、監督自身の身近で起きた住宅問題からインスピレーションを受け、奇妙で不気味な“ビバリウム”という世界が出来上がったといえる。撮影環境に関しては、「奇妙なストーリーに現実味を持たせるため 偽物だがリアルな世界を作り上げた」と監督。
さらに主演2人について、「イモージェンとジェシーとの撮影は楽しい!ダークな映画だけど笑いに満ちてた」と、愉快な撮影期間を過ごしたことをふり返る。映像ではスコップを片手に穴の中に座ったり、なにやら楽しそうに話すジェシーの姿や、お茶目な動きをして笑いを誘うイモージェンの姿にも注目。
『ビバリウム』は3月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。