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【インタビュー】『SNS-少女たちの10日間-』監督が語る、子どもたちをネット上の性被害から守るために必要なこと

チェコで行われた“実験”の様子をカメラに収めた衝撃のドキュメンタリー『SNS-少女たちの10日間-』が公開を迎えた。

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『SNS-少女たちの10日間-』
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子どもたちを大人の歪んだ欲求から守るために


改めていま、クルサーク監督は、子どもたちを大人の歪んだ欲求から守るために必要なこととして「正しい知識を教えること」と「親子の信頼関係を築くこと」の重要性を説く。

「こんな例えがあります。“満員の地下鉄で、スリと遭遇するのを避けることはできないかもしれないが、リュックを開けっ放しにしないことで被害を防ぐことはできる”というものです。ネット環境も同じことが言えます。悪質な行為を行なう者たちを根絶やしにすることよりも、子どもたちが被害者にならないためにネットの正しい使い方を教育すること、家庭で信頼関係を築くことが重要です。

『SNS-少女たちの10日間-』
専門家が指摘していますが、13~14歳の思春期の子どもたちは(チャットの)相手のプレッシャーに怯えてしまうものですが、それ以上に彼ら、彼女たちが怯えるのは『もし親にバレてしまったらどうしようか?』ということだと言います。実際、チェコでは昨年、こうしたネット上のやり取りのプレッシャーの末に14人の子どもたちが自殺しています。もし、彼らが親に相談することができていたら、こんな悲劇は起こらなかったのです。『何があっても相談しろ』と言える関係性を築くことが大切なのです」。
《text:Naoki Kurozu》

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