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“家族”を守るため罪を背負った愛の行方は…?『親愛なる君へ』予告編

台湾映画『親愛なる君へ』から、いまは亡き同性パートナーの母と子と“家族”であろうとした青年を描く本作から、予告編と場面写真が解禁。

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『親愛なる君へ』(C) 2020 FiLMOSA Production All rights
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台湾アカデミー賞(金馬奨)にて6部門にノミネートされ、最優秀主演男優賞、最優秀助演女優賞など3部門を受賞した『親愛なる君へ』。いまは亡き同性パートナーの母と子と“家族”であろうとしたゲイの青年を描く本作から、予告編と場面写真が解禁された。

>>『親愛なる君へ』あらすじ&キャストはこちらから

チェン・ヨウジエ監督が5年ぶりにメガホンを取り、ミステリアスで重厚なサスペンス調の展開を匂わせつつ、徐々に真実が解き明かされていくと、温かな情感溢れる結末まで一気に導かれる本作。

『親愛なる君へ』(C) 2020 FiLMOSA Production All rights
同性パートナーが亡くなった後も、その母のシウユーと息子のヨウユーと間借り人として一緒に住み、食事の支度など身の回りの世話をし続ける青年・ジエンイー。だが、食卓を一緒に囲むことはなく、屋上で食事をする日々。シウユーに「私に尽くしたら、息子が生き返るとでも思っているの?」と嫌みを言われながらも、介護を続けていたある日、シウユーが急死する。

「本当に病死なのか?」同性パートナーの弟や、警察までがジエンイーに疑いの目を向けるようになる。さらにゲイカップルへの偏見も加わり、ジエンイーからヨウユーが強制的に引き離されてしまう。

『親愛なる君へ』(C) 2020 FiLMOSA Production All rights
「これからたくさん嫌なことや理不尽なことに出会うだろう。でも覚えていてくれ。永遠にお前を愛している」と、ヨウユーへ“家族”としての想いを伝え、罪を認めようとするジエンイー。その結末はどうなるのか、気にならずにはいられない予告編が完成した。


『親愛なる君へ』は7月23日(金・祝)よりシネマート新宿・心斎橋ほか全国にて順次公開。
《シネマカフェ編集部》

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