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石橋静河&大東駿介&古川琴音、有村架純が向き合う“前科者”に

有村架純主演WOWOWオリジナルドラマ「前科者 -新米保護司・阿川佳代-」。この度、石橋静河、大東駿介、古川琴音が本作に参加することが明らかになった。

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WOWOWオリジナルドラマ「前科者 -新米保護司・阿川佳代-」(C)香川まさひと・月島冬二/小学館(C)2021「WOWOWオリジナルドラマ 前科者 -新米保護司・阿川佳代-」製作委員会
WOWOWオリジナルドラマ「前科者 -新米保護司・阿川佳代-」(C)香川まさひと・月島冬二/小学館(C)2021「WOWOWオリジナルドラマ 前科者 -新米保護司・阿川佳代-」製作委員会
  • WOWOWオリジナルドラマ「前科者 -新米保護司・阿川佳代-」(C)香川まさひと・月島冬二/小学館(C)2021「WOWOWオリジナルドラマ 前科者 -新米保護司・阿川佳代-」製作委員会
  • 石橋静河/『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』完成披露試写会
  • 大東駿介/『曇天に笑う』初日舞台挨拶
  • 古川琴音
罪を犯した者に更生の道はあるのか、正解のない問いと向き合うひとりの新人保護司の奮闘と成長を描く、有村架純主演WOWOWオリジナルドラマ「前科者 -新米保護司・阿川佳代-」。この度、石橋静河、大東駿介、古川琴音が本作に参加することが明らかになった。

「ビッグコミックオリジナル」(小学館)にて連載中の「前科者」を、有村さんが保護司を演じ、映画&連続ドラマとW実写映像化。連続ドラマでは、新人保護司の阿川佳代が、様々な前科者と向き合い、成長する様を描き、映画では佳代が保護司として現在進行形の凶悪犯罪と向き合う社会派サスペンスとして製作される。

そして今回、連続ドラマ版の詳細が明らかになった。コンビニでアルバイトをして生計を立てながら、罪を犯した者の更生を助ける無給の国家公務員・保護司になることを決意する佳代。サブタイトルが示す通り、保護司になったばかりの佳代が、様々な事情を抱えた保護観察対象者たちと向き合い、更生のために奮闘する。ドラマのエピソードは、原作をベースに3人の前科者たちと佳代が不器用に向き合いながら成長する様が、全6話で展開される。

対象者1人目は、経営していたアクセサリーショップの従業員に激しい暴力をふるい、恐喝および傷害罪で懲役2年となった斉藤みどり。仮釈放となったみどりと佳代は次第に打ち解けていくが、同時にみどりが抱える、母親との歪な関係性を目の当たりにすることに。

みどりを演じるのは、連続テレビ小説「半分、青い。」や「この恋あたためますか」、「東京ラブストーリー」などに出演した石橋静河。「これは気合のいる時間になるぞ・・と思いました」と心境を明かし、「しんどい日々の中にあるユーモアや優しさがこの作品の随所に描かれていることは、きっと観ている方とこの作品のテーマを繋いでくれるだろうと感じています。社会のシステムからあぶれてしまった彼らの哀しくも強い心の叫びを、この作品を通して感じていただけたら幸いです」と視聴者へメッセージを寄せた。

石橋静河/『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』完成披露試写会
2人目は、殺人罪で服役していた石川二朗。実兄を殺害し6年の実刑判決を受けるが、刑期を半年残して仮釈放に。佳代は、被害者遺族と接する中で裁判では明らかにされなかった二朗のある秘密を知ることになる。

演じるのは、『クローズZERO』「新・ミナミの帝王」シリーズの大東駿介。「初めてこの台本を読んだ時からすごい吸引力で、作品に没入し、その集中力のまま気が付けば撮影が終わっていた印象です」とふり返った大東さんは、「読んだ瞬間から深く感情移入してしまい、深い孤独の底に落ちた感覚でした」とキャラクターを演じた感想を語る。そして「撮影のことを思い出すと、心にガラス片が刺さってるような感覚で、冷たい痛みと寂しさが蘇ります。彼の歩みを是非観届けて頂きたいです」と呼びかけている。

大東駿介/『曇天に笑う』初日舞台挨拶
3人目は、覚醒剤取締法違反で執行猶予となった田村多実子。恋人の裏切りによって性風俗で働かされ、自信と希望を失っていたが…。

多実子を演じるのは、「コントが始まる」で有村さんとの姉妹役が話題となった古川琴音。今回は、薬物の道から脱するため、必死にもがく難役に挑む。古川さんは「全くの未知で想像を絶する境遇を背負った役だったので、大変な役を引き受けてしまったなぁ、と思いました。とてつもなく高いハードルに感じましたが、多実子のような人たちがいるという現実を前に、心を込めて取り掛からなければと武者震いしました」とオファー時の心境を述べ、「やりきれない気持ちになる役でしたが、愛すことができたと思います」と演じてみた感想を語る。

そして有村さんとの共演については「佳代さんは、多実子にとって初めて自分を受け入れようとしてくれた人で、そのおかげであの時は話しているだけで涙が出そうなくらい神々しく思っていました。笑 今はドラマでの共演も通して仲良くして頂いているのでもっと砕けた関係ですが、その時感じた優しさや温かさは今も変わっていません」とコメントしている。

古川琴音
なお、脚本は、『あゝ、荒野』でも岸善幸監督とタッグを組んだ港岳彦。音楽は『レッドクリフ』シリーズや『ヤクザと家族 The Family』などを手掛け、『あゝ、荒野』でも岸監督とタッグを組んだ作曲家・岩代太郎。そして第3話以降の監督は、長年、岸監督を監督補として支えてきた岡下慶仁が務める。

WOWOWオリジナルドラマ「前科者 -新米保護司・阿川佳代-」は秋、WOWOWにて放送・配信(第1話無料放送)。各話放送後、WOWOWオンデマンド・Amazon Prime Videoにて見逃し配信。

映画版は2022年、全国にて公開予定。
《シネマカフェ編集部》

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