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生涯をともにした恋人も『TOVE/トーベ』ムーミン人気キャラクターの実在のモデルたち

映画『TOVE/トーベ』に登場する、ムーミンのキャラクターの実在のモデルたちを未解禁シーン写真とともに紹介。

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『TOVE/トーベ』 (C)2020 Helsinki-filmi, all rights reserved
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  • 『TOVE/トーベ』(C) 2020 Helsinki-filmi, all rights reserved

国境や世代を超えて愛される「ムーミン」の原作者、トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE/トーベ』。ムーミンシリーズのキャラクターたちは、いずれも個性的な魅力に溢れているが、多くのキャラクターたちは実際にトーベが出会い、ともに過ごした身近な人たちがモデルとなっている。今回は、劇中に登場する実在したモデルたちを未解禁シーン写真とともに紹介する。


>>『TOVE/トーベ』あらすじ&キャストはこちらから

スナフキン <アトス・ヴィルタネン>


ムーミントロールの親友、スナフキンのモデル。政治家、哲学者、作家、ジャーナリストであり詩人。トーベとの出会いは、自身が開いたパーティーでのこと。役者や政治家、芸術家や作家たちの集まる賑やかな会だったが、ふたりは出会ってすぐに惹かれ合い、交際が始まった。スナフキンの哲学的な思想や緑の帽子はアトスに由来すると言われている。



トゥーティッキ <トゥーリッキ・ピエティラ>


ムーミン一家の友だち、トゥーティッキ(おしゃまさん)のモデル。男性優位の美術界において、フィンランド美術史に名を残す数少ない女性として活躍したグラフィックアーティスト。トーベとは1955年に出会い、後に生涯のパートナーとなる。

1970年代に入るとムーミンの立体作品の制作に夢中になり、また自身で8mmカメラを回すようになる。現在、立体作品はムーミン美術館に常設で展示されており、8mmで撮りためた素材は、それらを再構築して制作したトーベ・ヤンソンの映画三部作になったほか、トーベ・ヤンソンやムーミン関連の企画展などで紹介されている。



ビフスラン <ヴィヴィカ・バンドラー>


トーベの分身トフスランと仲良しのビフスランのモデル。大学在学中にフィンランド初のスウェーデン語系の学生劇団を設立。やがて演劇界で頭角を表し、キャバレーのレヴューを劇場で行うなどヘルシンキやフィンランドの演劇シーンに次々と新しい風を吹き込んだ舞台演出家。

1946年にトーベと出会い、やがて愛し合うように。同性愛が処罰の対象だった時代、ふたりはトフスランとビフスランと呼び合い、お互いにしか通じない言葉や暗号で愛を伝えあった。ムーミンの物語に登場するトフスランとビフスランが自分たちの言葉で話しているのも、ここからきている。



ムーミンパパ&ムーミンママ <ヴィクトル・ヤンソン&シグネ・ハンマルステン=ヤンソン>


ムーミンパパとムーミンママのモデル。著名な彫刻家でありながら、フィンランドの美術史で最も高名な彫刻家が同時代にいたこともあり、収入は極めて不安定だった芸術家の父・ヴィクトル。



そして、彫刻家志望であったが、家庭を支えるために本の挿絵や表紙を手掛ける挿絵画家や風刺画や切手のデザインなど、多岐にわたる絵の仕事を手掛け、また結婚前の教師時代、スウェーデンのガールスカウトを立ち上げるなど、女性の自由と自立を積極的に推進した経歴を持つ、逞しくも優しい母シグネ。その生き様も含め、トーベの実際の両親がモデルになっている。



トーベ・ヤンソン自身の人生を投影して生み出された「ムーミン」の物語。今日においても色褪せることなく人々を楽しませ続けるムーミンのキャラクターたちは、いかにして育まれていったのか。トーベが愛した同性のパートナーや両親の存在から、トーベ自身の人生のあり方と創作秘話が紐解かれていく。



『TOVE/トーベ』は10月1日(金)より新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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