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『スパイダーマン』MJからグウェンまで!ピーター・パーカーとヒロインの変遷

キルスティン・ダンストのMJから『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ゼンデイヤが演じるMJまで、全シリーズのヒロインに注目。

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『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』 (C)2021 CTMG. (C) &TM 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
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  • 『スパイダーマン』(C)2002 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. SPIDER-MAN CHARACTER TM AND (C)2002 MARVEL CHARACTERS, INC. All RIGHTS RESERVED.MOTION PICTURE
  • 『アメイジング・スパイダーマン2 TM』(C) 2014 Columbia Pictures Industries, Inc. and LSC Film Corporation. All Rights Reserved.
  • 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(C)2021 CTMG. (C) & TM 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
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  • トム・ホランド、ゼインデイヤ Photo by Robert Marquardt/Getty Images for Sony Pictures
  • 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(C)2021 CTMG. C &TM  2021 MARVEL. All Rights Reserved.

トム・ホランド主演のシリーズ最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。本シリーズではゼンデイヤがMJを演じているが、スパイダーマンのヒロインの姿もシリーズを通して変化してきている。


>>作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』あらすじ&キャストはこちらから

実写映画の「スパイダーマン」シリーズといえば、本作を含むトム・ホランドが主演のマーベル・シネマティック・ユニバース(以下、MCU)以前にも、トビー・マグワイアが主演を務めた初代『スパイダーマン』シリーズ、アンドリュー・ガーフィールドが主演を務めた『アメイジング・スパイダーマン』シリーズが製作されている。

“スパイダーマン”ことピーター・パーカーの性格もシリーズによって少しずつ違っているが、どのシリーズでも必ず登場するのが、ピーターが想いを寄せる「ヒロイン」の存在。ティーンエイジャーのヒーローだからこそ、ヒロインとの恋の行方も大きな話題となった。「スパイダーマン」が2000年に初めて映画化されてから、その描かれるヒロイン像も現代にあわせて徐々に変化している。

『スパイダーマン』のTHE王道ヒロイン!


メリー・ジェーン・ワトソン/MJ(キルスティン・ダンスト)


ホラー映画の巨匠サム・ライミ監督がメガホンをとり、初めて映画化した初代『スパイダーマン』シリーズ(00・04・07)。内気でうだつのあがらないトビー演じるピーター・パーカーが想いを寄せる本作のヒロイン、メリー・ジェーン(愛称:MJ)はキルスティン・ダンストが演じた。

本作のMJは原作コミックの設定と同じく、赤毛で、ピーターの幼なじみであり、学校でも華やかなグループにいるような明るい女性。ピーターとは分かりやすく正反対の“高嶺の花”として描かれているのが特徴的。シリーズを通して、ピーターの親友のハリー・オズボーンやデイリー・ビューグル紙のJ・ジョナ・ジェイムソン編集長の息子、ジョン・ジェイムソンと付き合うが、最終的に一番の理解者であるピーターと結ばれる。『スパイダーマン3』では恋のライバルとして、グウェン・ステイシー(ブライス・ダラス・ハワード)も登場していた。

キルスティンのMJといえば、映画史に残る名シーンとなったスパイダーマンとの逆さまのキスのシーン。あのシーンも街で暴漢に襲われているところをスパイダーマンに助けられたあとの出来事だったが、とにかく彼女は敵の攻撃に巻き込まれる、さらわれるなどピンチに陥る局面が非常に多い。そんなピンチの時はいつも、間一髪のところでスパイダーマンによって助けられてきた。


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自らも行動し、サポーターとなるヒロイン


グウェン・ステイシー(エマ・ストーン)


サム・ライミ版の続編ではなく、リブート版として主演にアンドリュー、監督に『(500)日のサマー』などを手掛けたマーク・ウェブを迎え、新たなシリーズとして製作された『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ(12・14)。本作のヒロインはMJではなくグウェン・ステイシーに変更され、エマ・ストーンが演じた。

グウェンといえば、原作コミックでもピーターの初めての恋人として登場した女性。原作通り、聡明で、警察である父親を持つブロンドの女性として描かれた。秀才であるピーターよりもさらに成績優秀で、オズコープ社のチーフインターンだった彼女の運命は、ピーターと彼女の良き指導者であったコナーズ博士/リザードに関わるようになってから、急激な変化を迎える。

前シリーズのヒロイン、MJと比べると、能動的でより自立した女性として描かれたグウェン。警察官である父親の影響もあってか、スパイダーマンの正体がピーターだと知ってもなお、一緒にいることを何の迷いもなく選ぶ意志の強さも持ち合わせている。ピンチに陥っても、スパイダーマンの助けを待つだけでなく、自ら行動し、ときにスパイダーマンを助けるパートナーとして活躍することで、新たなスパイダーマンシリーズのヒロイン像を提示した。


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“ひとりの人間”として掘り下げられ、より魅力的なヒロインに


ミシェル・“MJ”・ジョーンズ(ゼンデイヤ)


スパイダーマンのMCUユニバース参加に伴い、主演をトム・ホランド、監督もジョン・ワッツに刷新し、新シリーズとして『スパイダーマン:ホームカミング』(17)、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(19)、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(21)と作られてきた。

これまでのスパイダーマンの中で最も無邪気なピーター・パーカーは、年齢的に最も若いトムの魅力と愛嬌たっぷりのキャラクターもあいまって、シリーズの中で「親愛なる隣人」というスパイダーマンのキャッチコピーが一番似合う人物となった。

そんな本作のヒロインは、ゼンデイヤ演じるミシェル・“MJ”・ジョーンズ(愛称:MJ)。これまでのシリーズでは、学校のマドンナ的存在で描かれることの多かったヒロインだが、本作のMJはクールで知的、学校でも少し浮いている女性だ。演じるゼンデイヤは、以前、MJについて「彼女はとても用心深いキャラクターだと思います。彼女は温かい愛情をしっかりと持っているのに、時々殻をかぶってそうではないふりをします。私もそういう部分があります。誰でも自分を守るために壁を作ることがあると思います。映画が進むにつれて、彼女が少しずつその壁を崩していくのを見るのは嬉しかった」と語っている。

メイクはほぼしない、笑顔を振りまかない、性格もひと癖ふた癖もある。従来の “ヒロイン像”に縛られない、ひとりの人間として掘り下げられたMJは、より魅力的なヒロインとなった。

前作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で、スパイダーマンとしての正体がついにバレてしまうなど、紆余曲折ありながらも晴れて両想いとなったピーターとMJ。恋愛にはどこか疎い彼らの、甘酸っぱい恋模様にもどかしい想いをした人も多いはず。最新作の予告編でも、引き続き良好な関係を築いている様子が伺えるが、同時にドクター・ストレンジの呪文によって、メイおばさんやネッドだけでなくMJの記憶からも、ピーターがスパイダーマンであるという事実が消えてしまう可能性が明かされている。

記憶が消えれば、それはここまで育んできたMJとの関係性を手放すことに…。2つの人生を同時に歩み始めてしまったピーターは、一体どんな選択をするのか? MJとの関係性にも注目したい。

最新作ではマルチバースが開かれたことで、サム・ライミ監督版『スパイダーマン2』に登場した《ドック・オク》と思われる触手や、背後には『スパイダーマン』に登場する《グリーンゴブリン》とおぼしき姿が確認でき、さらには砂や電撃といったさらなる過去シリーズの敵を示唆するものも登場! 歴代スパイダーマンが登場するという噂もあるが、同様に過去シリーズのヒロインたちが登場する可能性も捨てきれない!?

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2022年1月7日(金)より全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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