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【インタビュー】鈴木亮平、挑戦を糧に突き進む新しい自分との出会い「まだ守りに入る段階じゃない」

現在公開中の映画『土竜の唄 FINAL』にて、原作漫画でも人気の高い最強最悪の敵・轟烈雄を演じた鈴木亮平さんにインタビュー。

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鈴木亮平『土竜の唄 FINAL』/photo:Maho Korogi
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『土竜の唄 FINAL』の轟烈雄、『孤狼の血 LEVEL2』の上林成浩…ヒールがハマる鈴木亮平


現在公開中の映画『土竜の唄 FINAL』にて、鈴木さんは原作漫画でも人気の高い最強最悪の敵・轟烈雄を演じた。鈴木さんが24歳のときからの朋友・生田斗真が主演する人気シリーズ。警察をクビになった菊川玲二(生田さん)が潜入捜査官:通称・モグラに任命され、日本から麻薬を撲滅するため最凶のヤクザ組織のドンを逮捕すべく、果敢に挑んでいく物語だ。2014年にシリーズ1作目『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』、2016年に2作目『土竜の唄 香港狂騒曲』が公開され、本作は5年ぶりのシリーズ3作目にして完結編となった。

斗真くんの代表作なので、そういう意味でプレッシャーはすごくありました。大事な友達だし、尊敬する同世代の俳優なので、彼の代表作を失敗させるわけにはいかない」と真剣な表情で、本作のオファーを鈴木さんは振り返る。撮影も終え公開を迎えた現在の心境を問うと、「作品はすごく面白かったですし、斗真くんは本当にすごい! あの軽快な感じやテンポとか、こっちを楽しませてくれる芝居は昔から天下一品なんですよね」と生田さんの演技を絶賛する。ちなみに、プライベートでふたりでいるときは、「お芝居の話とかは…しないです(笑)。お互いちょっと気恥ずかしいというか。褒め合いみたいなのは、聞いてくださる方がいるから(取材場で)言う、くらいですね」と、はにかんだ。

轟烈雄としては、原作ファンも興奮するほどのダイナミックな演技を披露し、スクリーンで鮮烈な印象を残す。さらに、鈴木さんと言えば、本年公開した映画『孤狼の血 LEVEL2』ではヤクザの上林成浩となり、極悪非道のキャラクターで映画ファンを震え上がらせたのも記憶に新しい。こうした、いわゆる“悪いやつ”を演じること、ヒールをオファーされることについて、自身はどう感じているのだろうか。

基本的に悪いか・悪くないかは主観だと思っているので、“悪い人”は、そういう意味では、いないと思っているんです。特に自分は自分のことを悪いと思っていないはずなので、僕は“ああ、悪役か!”とは見ないんですよね」と、その人物の視点に立つと説明する。「何をやろうとしている人で、どういう正義を持っている人なんだろう、と考えるんです。だから、轟烈雄も上林も、そんな悪役だと意識はしていないんです」。

人物それぞれの正義や思いを役に投影させる。そのやり方は、役によって変わるという。「こう言うと、生真面目な俳優に聞こえるかもしれないですけど…、例えば白石さんの作品なんかでは、本当に人間としての恐怖みたいなものを立たせなければいけなかった。けど、轟烈雄は逆で。もっとわかりやすく“この人は世界の王になりたいんだ!”みたいに捉えていました。作品の中で存在感が軽くはなってはいけない、重しでいないといけないけど、自分より王っぽい生き物がいたら倒しに行くのが轟烈雄。だから巨大マンタが来たら行く! という感じでしたね(笑)」。当該シーンは、ぜひ劇場で!


《text:赤山恭子/photo:Maho Korogi》

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