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ジェイミー・リー・カーティス出演作も上映!「ジョン・カーペンターレトロスペクティブ2022」“スクリーム・クイーン”の軌跡に迫る

SF・ホラー作品でカルト的な人気を誇る《ホラー映画の帝王》ジョン・カーペンター監督の特集上映「ジョン・カーペンターレトロスペクティブ2022」。“スクリーム・クイーン”ジェイミー・リー・カーティスが主演したあの名作も上映が決定している。

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『ザ・フォッグ』(C)1979 STUDIOCANAL All Rights Reserved.
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SF・ホラー作品でカルト的な人気を誇る《ホラー映画の帝王》ジョン・カーペンター監督の特集上映「ジョン・カーペンターレトロスペクティブ2022」。“スクリーム・クイーン”ジェイミー・リー・カーティスが出演したあの名作も上映が決定している。

“スクリーム・クイーン”とは直訳すれば“絶叫女王”、すなわち、ホラー映画において悲鳴や叫び声といった恐怖演出を得意とする女優のこと。元祖スクリーム・クイーンは、『キング・コング』(33)のヒロイン、フェイ・レイや『サイコ』(60)のジャネット・リーなどが挙げられる。全身全霊で大きな口を開け絶叫する彼女たちの悲鳴は一際異彩を放ち、作品内で強い印象を残す。

そんな彼女たちに次いで“スクリーム・クイーン”と呼ばれるのは、『サイコ』のジャネット・リーの実娘、ジェイミー・リー・カーティス。アメリカ・ロサンゼルス出身で、「刑事コロンボ」(71~03)などいくつかのTVドラマで端役を演じ、『大逆転』(83)で英国アカデミー賞最優秀助演女優賞、『トゥルーライズ』(94)でゴールデン・グローブ賞最優秀女優賞を受賞。その後も、『ハロウィン』シリーズや『フォーチュン・クッキー』(03)、『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(19)に出演するなどコミカルな役からシリアスな役まで幅広くこなす女優だ。また、児童書の著者として、ニューヨークタイムズでベストセラーを生むなど活躍。小児AIDS向け財団の広報担当者でもあり、ピッツバーグにある子ども病院の資金調達の支援なども行っている。

『ザ・フォッグ』

そんなジェイミー・リー・カーティスの記念すべき長編映画出演第一作目は、ジョン・カーペンター監督作『ハロウィン』(78)である。殺人鬼ブギーマンから逃げ惑うローリー(ジェイミー)の耳に残る叫び声は、多くの観客を魅了した。

そして、長編映画2作目となるのが今回上映される、カーペンターの『ザ・フォッグ』。本作ではヒッチハイクでアントニオ・ベイにやってきて、街での奇怪な現象に巻き込まれるエリザベス・ソリーを熱演している。死んだ船員が倒れてくるシーンや死体が蘇り襲ってくるシーンでは、恐れ慄いた表情で悲鳴をあげる彼女の姿も相まって、怖さが倍増。さらに本作では、街の女性議長キャシーを演じたジャネット・リーと親子共演を果たし話題となった。これについてジェイミーは、「今まで、母親と共演すると必ず親子の役。もう耐えられない。だから私この『ザ・フォッグ』が好き」(日本公開当時『ザ・フォッグ』のプレスより)と親子役ではない喜びを語ったことも。最近では、ハリウッドで開催された『ハロウィン KILLS』のプレミアで亡き母ジャネット・リーが『サイコ』で演じたマリオン・クレインに扮して登場するなど、母の功績に敬意を表している。

『ザ・フォッグ』

2022年以降も『Borderlands(原題)』や『Halloween Ends(原題)』といった作品に出演が決まっており、カーペンター監督作で“スクリーム・クイーン”の座を不動のものにしたジェイミー・リー・カーティス。今回の特集上映では、カーペンター監督作品の軌跡を堪能できるとともに、“スクリーム・クイーン”ジェイミー・リー・カーティスの“悲鳴”の名演技にも触れられる絶好の機会となりそうだ。

「ジョン・カーペンター レトロスペクティブ 2022」は、2022年1月7日(金)~1月27日(木)3週間限定でヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺にて開催。

《シネマカフェ編集部》

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