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シー・モンスター、魔法使い、レッサーパンダ…ディズニー&ピクサーの共感必至なキャラ作りとは?

『私ときどきレッサーパンダ』が3月11日(金)よりディズニープラスにて見放題独占配信される。

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『私ときどきレッサーパンダ』(C) 2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
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もしもの世界を描き、数々の感動的な物語を届けてきたディズニー&ピクサーの最新作は、“ときどきレッサーパンダになってしまう女の子”を描く『私ときどきレッサーパンダ』。これまでも、人間ではないキャラクターでも共感してしまう物語を描いてきた彼らだが、本作においても同様に、世代を問わず誰もが経験したことのある問題に立ち向かう共感必至なキャラクターが描かれている。


>>『私ときどきレッサーパンダ』あらすじ&キャストはこちらから

『カールじいさんの空飛ぶ家』の監督を務め、アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞し、ピクサーを知り尽くすピート・ドクターは、ディズニー&ピクサーの物語全てに通底するテーマについて、「ピクサー作品は、たとえ物語の主人公が人間ではない何かであったとしても、私たち自身の人生が反映されたものなんだ」と明かしている。

また、海に住むシー・モンスターと人間の絆を描く『あの夏のルカ』のエンリコ・カサローザ監督は、「子供の頃はしばしば、自分は浮いていると感じちゃうんだ。この物語では、そんな違うタイプの人との友情を表現している。彼らは実際にはモンスターじゃない。自分は他と違うと感じている人たちの心に届いてほしいね」と、誰もが人生で経験する<異文化との交流>を作品に取り入れることで、シー・モンスターというキャラクターでありながら、より身近に感じさせていた。

亡き父を蘇らせるために奮闘する魔法好きなエルフの兄弟を描く『2分の1の魔法』の監督、ダン・スキャンロンは「魔法というのは、自身の内の中にある力を指しているんだ。子供の頃の僕もイアン(弟)のように内向的で、自信をつけることが課題だった。彼は本当に昔の僕のようなんだ。だからこのキャラクターに共感できたよ」とコメント。監督の実体験を作品に反映することで、同じ経験を持つ人々が“魔法使いのエルフ”という主人公にも人間味を持たせ、共感してしまうキャラクター作りが行われた。

そして最新作『私ときどきレッサーパンダ』では、<モフモフなレッサーパンダに変身しちゃう女の子>という、新たなキャラクターが登場。主人公メイは、母の前では真面目ないい子だが、友達の前だと好きなことに夢中な等身大の女の子。ある出来事をきっかけに自分の感情をコントロールできなくなってしまったメイは、翌朝、突然レッサーパンダになってしまう。

短編アニメーション『Bao』でアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞し、今作の監督を務めているドミー・シーは、「劇中のキャラクター達をまるで現実にいるかのようにリアルに感じさせるには、自分と母親との関係性とか、自身のことを入れ込むことだったりする」と、これまで同様に本作も、多くの人が経験したことのある出来事を、キャラクター作りに活かしたという。

『私ときどきレッサーパンダ』は3月11日(金)よりディズニープラスにて見放題独占配信。

《シネマカフェ編集部》

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