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『ドライブ・マイ・カー』濱口竜介監督、アカデミー賞ノミネートに「心の底から驚きました」

「第94回アカデミー賞」ノミネーション発表を受けて、『ドライブ・マイ・カー』の監督・濱口竜介がオンライン会見にて現在の心境を明かした。

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濱口竜介監督オンライン会見実施(C)2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
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  • 『ドライブ・マイ・カー』(C)2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
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  • 『ドライブ・マイ・カー』(C)2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
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先日行われた「第94回アカデミー賞」ノミネーション発表を受けて、4部門にノミネートした『ドライブ・マイ・カー』の監督・濱口竜介が、本日2月9日、オンライン会見にて現在の心境を明かした。


>>『ドライブ・マイ・カー』あらすじ&キャストはこちらから

西島秀俊主演、村上春樹の短編を映画化した本作。8月より公開され、6か月近く各地でロングラン上映が現在も続く、盛況ぶりを見せている。

日本のみならず、世界中で話題になっている本作。カンヌ国際映画祭にて日本映画初の脚本賞を含む4冠を受賞したのち、ゴールデングローブ賞非英語映画賞、ニューヨーク映画批評家協会賞作品賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞作品賞・脚本賞・監督賞次点、ボストン映画批評家協会賞にて西島秀俊の最優秀男優賞を含む4冠、米批評家協会賞では作品賞とアジア初・主演男優賞を含む主要4部門での受賞など、世界中で50以上の賞を受賞。

そして、この度の「第94回アカデミー賞」では、作品賞をはじめ、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞と、全4部門にノミネートされている。

ベルリン国際映画祭参加のため、渡独中の濱口監督は「飛行機を降りたら、米アカデミー賞に4部門ノミネートされていて、心の底から驚きました」と心境を明かし、「確実に言えるのは原作者・村上春樹さんの物語が持つ普遍性がこの評価の根底にはある、ということです。心から愛する誰かを失ったとしても人生は続いていく。その人生は苛酷だけれど、ほんのひとつまみの希望もないわけではありません。ただ、この物語世界を身体化し、具現化する俳優たちの負担は計り知れないものがあったと思います。西島秀俊さんをはじめとする役者の皆さんの誠実な役への取り組みにも、この場を借りて敬意と感謝を表したいと思います。このノミネートがきっかけで俳優陣の素晴らしい演技、そしてそれを支えたスタッフたちの仕事がより多くの観客の目に触れることを願っています」とコメントしている。

また、濱口監督と共同脚本を手掛けた大江崇允も「まさかこんなに遠くまで縁が繋がるものかと、映画の持つ力に本当に驚きました」とノミネートにびっくりしたという。

プロデューサーの山本晃久は「まさに夢のような出来事」と話し、「濱口竜介監督、そして一緒に映画をつくりあげた素晴らしい仲間たちと共に、『ドライブ・マイ・カー』を選んでくださったアカデミー会員の皆さんへ、心から感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。本作を選んでくださり、本当にありがとうございました」と感謝を述べた。

『ドライブ・マイ・カー』は全国にて公開中。

《シネマカフェ編集部》

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