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『インフル病みのペトロフ家』独創的で奇妙なポスタービジュアル&場面写真

『LETO -レト-』のキリル・セレブレンニコフ監督の最新作『インフル病みのペトロフ家』より、ポスタービジュアルと場面写真が解禁された。

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『インフル病みのペトロフ家』 (C) 2020 – HYPE FILM – KINOPRIME - LOGICAL PICTURES – CHARADES PRODUCTIONS – RAZOR FILM – BORD CADRE FILMS – ARTE FRANCE CINEMA -ZDF
『インフル病みのペトロフ家』 (C) 2020 – HYPE FILM – KINOPRIME - LOGICAL PICTURES – CHARADES PRODUCTIONS – RAZOR FILM – BORD CADRE FILMS – ARTE FRANCE CINEMA -ZDF
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『LETO -レト-』のキリル・セレブレンニコフ監督の最新作『インフル病みのペトロフ家』より、ポスタービジュアルと場面写真が解禁された。


>>『インフル病みのペトロフ家』あらすじ&キャストはこちら

ポスト・ソヴィエト時代の迷宮的ポートレートを描き、ロシアでセンセーションを巻き起こしたA・サリニコフによる大ベストセラー小説を原作とした本作。監督を務めるキリル・セレブレンニコフは、ロシア演劇界の鬼才であり、カンヌをはじめとする数々の映画祭で多数の賞を受賞するなど、すでに映画監督としても世界から注目を浴びている。2017年に国からの演劇予算横領の疑いで自宅軟禁状態となり、その不条理な状況下で本作の脚本を書いたという。

このたび解禁された場面写真は、ペトロフ家親子3人の姿から夜の街で男たちが一斉に銃をかまえる様子まで、刺激的で謎めいた映画の世界観が伺えるものとなっている。

また、併せて解禁となったポスタービジュアルでは、「発熱?狂気?」というキャッチコピーと共に、主人公ペトロフが異常な表情で振り返る謎めいたショットが使われている。その下には、ソファーに座る妻ペトロワ、UFOに吊られた人物、ロシア版サンタクロースや謎の仮面の男など、印象的でどこか奇妙なモチーフが散りばめられている。

発熱か狂気か、妄想か現実か。コロナ禍の世界を予言したような現代ロシアの迷宮を疾走し、映画の迷宮を疾走する本作。映画ファン必見の傑作に期待だ。

『インフル病みのペトロフ家』は4月23日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。

《シネマカフェ編集部》

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