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ナチズムの足音迫る1931年を生きる…『さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について』予告編

トム・シリング主演『さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について』から予告編と場面写真が解禁。

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『さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について』(C)2021 LUPA FILM / DCM Pictures / ZDF / Arte
『さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について』(C)2021 LUPA FILM / DCM Pictures / ZDF / Arte
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  • 『さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について』(C)2021 LUPA FILM / DCM Pictures / ZDF / Arte

昨年のベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品され、ドイツ映画賞では最多10部門ノミネート主要3部門を受賞するなど、大きな話題を呼んだ『さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について』が6月10日(金)より公開。予告編と場面写真が解禁となった。

原作は、「飛ぶ教室」「ふたりのロッテ」などで知られる児童文学の大家エーリヒ・ケストナーが書いた唯一の大人向け長編小説にして最高傑作と謳われる「ファビアン あるモラリストの物語」。

1931年ベルリン。作家を志してベルリンにやってきたファビアンだったが、目的のない毎日を繰り返すばかり。女優を夢見るコルネリアとの恋、ただ1人の「親友」ラブーデの破滅。ナチスの台頭前夜、世界が大きく変わる予感と不安の中で、青年ファビアンの「これからどこへ歩き出せばいいのか」という焦燥は、現代の若者にも重なりそうだ。

このたび解禁された予告編は、現代のベルリンのハイデルベルガー・プラッツ駅から1931年のベルリンへと観客を連れていく移動ショットから始まり、トム・シリング演じる作家志望の青年ファビアンの堕落した毎日、失業、将来への不安や惑い、コルネリアとの恋、親友ラブーデとの関係などが映し出されていく。

ナチスの台頭を感じさせる軍靴の響きが強い印象を残すとともに、一部を8ミリフィルムカメラ「スーパー8」で撮ったというざらついた質感、華やかなのにどこか閉塞的で頽廃的な当時のベルリンの風景にも目を奪われる映像となった。

また、場面写真には、ファビアンが恋人や親友と共に過ごす青春の瑞々しい瞬間など、『ある画家の数奇な運命』でも共演した、主演のトム・シリングと恋人を演じるザスキア・ローゼンダールの魅力あふれるショットも解禁された。

『さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について』は6月10日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。

《シネマカフェ編集部》

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