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羊飼いの夫婦が育てる“何か”が見えてくる…『LAMB/ラム』日本版予告

禁断のネイチャー・スリラー『LAMB/ラム』が9月23日(金・祝)より公開。6月6日の“ひつじの日”を記念し、予告編が解禁。

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『ミッドサマー』『ヘレディタリー/継承』などを手掛ける気鋭の製作・配給会社「A24」が北米配給権を獲得し、カンヌ国際映画祭で上映されるや観客を騒然とさせた衝撃の話題作『LAMB/ラム』が9月23日(金・祝)より公開。6月6日の“ひつじの日”を記念し、この禁断のネイチャー・スリラーから予告編が解禁となった。


>>『LAMB/ラム』あらすじ&キャストはこちらから

本作は、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などの特殊効果を担当したヴァルディミール・ヨハンソンの長編監督デビュー作。アイスランドの作家・詩人として知られ、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の歌劇脚本や『ライトハウス』のロバート・エガース監督待望の新作『The Northman』(原題)でも脚本を手掛けるショーンがヨハンソンと共同で脚本を執筆するなど新進気鋭の作家たちにより製作された。

多くのアイスランド民話が織り交ぜられた本作にちなみ、「あるところに愛する子供を亡くした羊飼いの夫婦がいました」とおとぎ話調の語りで始まる今回の予告編。導入はアイスランドの農場で暮らすある夫婦が映し出されるが、羊の出産で“何か”が産まれると、「産まれたのは禁断(タブー)でした」とナレーションが入り、映像は一気に不気味な展開へ。

夫婦はその“何か”をアダと名付け、大切に育てる決心をしたことが見て取れるが、猟銃を構える妻マリアや死体となった羊の姿など、恐ろしい映像の数々が次々と映し出される。さらに夫妻の「アダ!」と名前を叫ぶ声がアイスランドの大自然に響き渡り、より一層混沌とした異様な雰囲気の中、ついにその“何か”=アダの姿が垣間見える。最後を締めくくる「幸せの始まりよ」というマリアの言葉と獣の鳴き声が意味深に響き、不穏かつ衝撃的な予告編に仕上がった。

また、併せて日本版ポスタービジュアルも解禁。マリアが大切にアダを抱きかかえる様子が絵画調に切り取られているこのポスターは、「A24」が開発したビジュアルをグラフィックデザイナーの大島依提亜がデザインを再構築。不穏ながらも美しい作品の世界観が表現された。

なお、ムビチケカードには、同じくビジュアルデザインの大島氏が同じくデザインを手掛けた、「母なる自然の優しい風合い『LAMB/ラム』墨絵風てぬぐい」の特典付きとなっている。

『LAMB/ラム』は9月23日(金・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。


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《シネマカフェ編集部》

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