世界的人気作「アダムス・ファミリー」を新たに描き出すドラマシリーズ「ウェンズデー」より、キャストと監督らが魅力を語る特別映像が解禁された。
本作は、ティーンになったウェンズデーを主人公に、彼女が学生生活に奮闘しながら、自分の一族にまつわる殺人ミステリーに巻き込まれていく姿を描く。
この度解禁となった特別映像では、問題行動を起こして退学になった末に、のけ者たちが集まるネヴァーモア学園へと転校するが、そこでもなお強烈な個性を発揮して周囲を翻弄する、ウェンズデーらしい姿が映し出されていく。
ティム・バートンが「彼女は典型的なはみ出し者だ。白か黒で物事を判断する。主に黒だ」とウェンズデーについて解説し、これを証明するかのように劇中で彼女は「あなたを見ると、ロープ、シャベル、穴の絵文字が浮かぶ」「私は頑固で偏執的だけど、これは大作家と連続殺人犯の特徴よ」「誕生日は嫌いよ。冷たい死の抱擁に1年近づくから」と、インパクト大な言葉を容赦なく周囲に浴びせている。成長しても、誰もが知る“ウェンズデーらしさ”は健在…どころか、ブラックさに磨きがかかっていることが分かる。
さらに、ウェンズデーを演じる新星ジェナ・オルテガのハマり役っぷりについても言及。マイルズ・ミラー（ショーランナー／製作総指揮／脚本）は「ジェナを見てすぐ決めた」と明かす。
ウェンズデーの母モーティシア役のキャサリン・ゼタ＝ジョーンズは、「ジェナは真面目な顔で冗談を言う」と語り、ジェナ本人も「子供のころ、映画を見てウェンズデーと比べられた」と、実は元々“ウェンズデー”的な要素を持っていたようだ。
映像には、フェンシングやチェロのレッスンを受け、普段から歩き方すら意識するなど、役作りに専念した様子もうかがえ、その甲斐あってか巨匠ティム・バートンをして「彼女は無音映画の俳優のように言葉を使わずに伝える。ジェナがいて幸運だった。あの役は彼女しかいない」と断言させるほど。
さらに本作には、家族を愛し陽気な性格だが不謹慎で悪趣味な男、ファミリーの家長ゴメズ（演：ルイス・ガスマン）や、魔女の家系に育ち、常に冷静沈着なアダムス家の母親モーティシア、ウェンズデーの弟で彼女によくイジメられるパグズリー（演：アイザック・オルドネス）、ゴメズの幼なじみで意思を持つ“手”のハンドなど、お馴染みのキャラクターたちも登場。
そして、なんといっても映画『アダムス・ファミリー』シリーズでウェンズデー役を演じ一躍人気者となったクリスティーナ・リッチもマリリン・ソーンヒルという謎に包まれた役で出演する。
『シザーハンズ』、『チャーリーとチョコレート工場』、『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズ、『フランケンウィニー』など数々の名作を生み出してきた鬼才ティム・バートンが新たに手掛ける、異色中の異色キャラクター“ウェンズデー”のカリスマ的活躍に期待が高まる。
「ウェンズデー」は11月23日（水）よりNetflixにて独占配信開始。
