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花村想太&平間壮一らミュージカル「RENT」全キャスト発表

来年、シアタークリエにて上演予定のミュージカル「RENT」の全キャストが発表された。

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来年、シアタークリエにて上演予定のミュージカル「RENT」の全キャストが発表された。

1991年、ニューヨーク・イーストヴィレッジ。映像作家のマークは、友人で元ロックバンドのボーカル、ロジャーと古いロフトで暮らしている。夢を追う彼らに金はない。家賃(レント)を滞納し、クリスマス・イヴにもかかわらず電気も暖房も止められてしまう。恋人をエイズで亡くして以来、引きこもり続けているロジャー自身もHIVに感染しており、せめて死ぬ前に1曲後世に残す曲を書きたいともがいている。

ある日、彼は階下に住むSMクラブのダンサー、ミミと出会うが彼女もまたHIVポジティブだった。一方のマークはパフォーマンスアーティストのモーリーンに振られたばかり。彼女の新しい相手は女性弁護士のジョアンヌだ。仲間のコリンズは暴漢に襲われたところをストリートドラマーのエンジェルに助けられ、2人は惹かれあう。季節は巡り、彼らの関係もまた少しずつ変わっていく。出会い、衝突、葛藤、別れ、そして二度目のクリスマス・イヴ…。

プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」をベースに、舞台を20世紀末のニューヨーク、イースト・ヴィレッジに置き換え、当時の若者たちの生き様や世相を鮮烈に描いた「RENT」。物語に登場する若きアーティストやミュージシャンたちは、貧困、エイズ、ドラッグといった死と隣り合わせの問題に翻弄されながらも、愛や友情を信じ、夢に向かって懸命に生きていく。

1996年の初演以来、ブロードウェイで12年4か月のロングラン、世界40か国以上で各国語版の上演、2006年には映画化もされた「RENT」。シアタークリエでは2008年にエリカ・シュミットによる演出で初演の幕を開け、2012年にはオリジナル版を手掛けたマイケル・グライフによる新演出版を上演した。以降も再演を重ね、6回目の2020年11・12月公演は、志半ばで公演中止を余儀なくされた。

そして、7回目の上演に向けて動き出した今回。花村想太と平間壮一がマークをWキャストで演じるほか、古屋敬多&甲斐翔真(ロジャー・デイヴィス役)、遥海&八木アリサ(ミミ・マルケス役)、加藤潤一&SUNHEE(トム・コリンズ役)、百名ヒロキ&RIOSKE(エンジェル・デュモット・シュナール役)、佐竹莉奈&鈴木瑛美子(モーリーン・ジョンソン役)、塚本直(ジョアンヌ・ジェファーソン役)、吉田広大(ベンジャミン・“ベニー”・コフィン3世役)の出演が明らかになった。

なお、チケット一般前売は12月17日(土)10時より発売開始となる。

ミュージカル「RENT」は2023年3月8日(水)~4月2日(日)シアタークリエにて上演。


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《シネマカフェ編集部》

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