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ケイト・ブランシェット主演、賞レース席巻の話題作『TÁR』2023年5月公開決定

ロサンゼルス映画批評家協会賞作品賞受賞、ゴールデングローブ賞3部門ノミネートの話題作『TÁR』(原題)が2023年5月に公開されることが決定した。

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『TÁR』© 2022 FOCUS FEATURES LLC.
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  • ケイト・ブランシェット Photo by Andreas Rentz/Getty Images

ロサンゼルス映画批評家協会賞作品賞受賞、ゴールデングローブ賞3部門ノミネートの話題作『TÁR』(原題)が2023年5月に公開されることが決定した。

ドイツの有名オーケストラで、女性としてはじめて首席指揮者に任命された指揮者リディア・ター(ケイト・ブランシェット)は、天才的能力と、たぐいまれなるプロデュース力で、自身を1つのブランドとして作り上げてきた。しかし、のしかかる重圧、過剰な自尊心、仕掛けられた陰謀により、彼女の心の闇は少しずつ広がっていく…。

本年度ヴェネチア国際映画祭でケイト・ブランシェットが主演女優賞受賞を皮切りに数々のアカデミー賞前哨戦に名を連ねている本作。第80回ゴールデングローブ賞でも作品賞(ドラマ部門)、脚本賞、主演女優賞(ドラマ部門)の3部門にノミネートされ注目を集めている。

ケイト・ブランシェット Photo by Andreas Rentz/Getty Images

監督と脚本を手掛けたのは『イン・ザ・ベッドルーム』『リトル・チルドレン』でアカデミー賞脚色賞に連続ノミネートされたトッド・フィールド。16年ぶり待望の新作となる本作は、今年のヴェネチア国際映画祭で上映されるや6分間のスタンディングオベーションを受け、最優秀主演女優賞を受賞。早くも「アカデミー賞有力!」と絶賛を浴びた。

2度のアカデミー賞受賞経験を持つ主演のケイト・ブランシェットは、今回で主演・助演あわせて10回目のゴールデングローブ賞ノミネートとなる。受賞発表は米国時間23年1月10日を予定。1月24日のアカデミー賞ノミネート発表にも期待したい。今後の続報にも注目だ。

『TÁR』(原題)は2023年5月より公開。

《シネマカフェ編集部》

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