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チョン・ドヨンが2つの顔を持つ殺し屋を演じる理由とは? Netflix新作映画『キル・ボクスン』

Netflix映画『キル・ボクスン』監督ピョン・ソンヒョンが「韓国で一番好きな俳優」と敬愛するチョン・ドヨンについて、「彼女と娘の会話からヒントを得た」と当て書きで作品を作り上げたことを明かした。

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Netflix映画『キル・ボクスン』3月31日独占配信
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  • Netflix映画『キル・ボクスン』3月31日独占配信
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  • Netflix映画『キル・ボクスン』3月31日(金)独占配信

ドラマ「イルタ・スキャンダル ~恋は特訓コースで~」で惣菜店社長を演じていたチョン・ドヨンが新たに主演するNetflix映画『キル・ボクスン』が、3月31日(金)より独占配信。この度、監督・脚本を務めるピョン・ソンヒョンが「韓国で一番好きな俳優」と敬愛するチョン・ドヨンについて、「彼女と娘の会話からヒントを得た」と当て書きで作品を作り上げたことを明かした。

思春期の娘を育てるシングルマザーであり、暗殺請負組織に所属する“超”凄腕の殺し屋でもあるキル(Kill)・ボクスン。愛する娘との生活のため、殺しに手を染める毎日。娘への後ろめたい気持ちを抱える彼女はある日、引退を決意。だが、最後のつもりで挑んだ任務で殺しへの迷いが生じ、ミッションを遂行しなかった彼女は、組織から命を狙われる羽目に――。

そんな主人公のキャスティングの経緯を語るのは、『キングメーカー 大統領を作った男』や『名もなき野良犬の輪舞』といった骨太作品を手掛けてきたピョン・ソンヒョン監督。「(チョン・ドヨンは)アクションをあまりやったことがないと思ったので、彼女に提案したら受け入れてくれたんです」とふり返る。

「ドヨンさんには実生活でも娘さんがいて、彼女たちが実際に交わした会話からヒントを得てストーリーを作り上げていきました。彼女が女優であり母親であることと、主人公が殺し屋であり母親であることは、意図的に重ね合わせて描いた部分も多いです」と打ち明ける。

さらに、「殺し屋と暗殺組織の物語はよくある設定なので、アクションの中にドラマを際立たせ、キャラクター性を表現したかったんです」と語るソンヒョン監督は、撮影時にもチョン・ドヨンの表現力を最大限引き出す演出を意識したという。

「撮影ではスタントダブルを使わず、殆どのアクションシーンを彼女自身が行うという方法で撮影しました。母親としてのボクスンは顔の右側がよく見えるように描き、殺し屋の時は顔の左側を主に見せています。カメラワークや振り付けをかなり計算しました」。

劇中ではママ友たちとの優雅なティータイムで柔らかい表情を魅せる“普段モード”のボクスンと、キレッキレなアクションを炸裂させ殺しを遂行する“仕事モード”の二つの顔を見事に演じ分けているチョン・ドヨン。暗殺請負の裏で10代の娘の育て方に悩む母親という、人間味あふれる一面がドラマチックに描かれている。

「極めて才能があり、韓国で一番好きな俳優です。そして一緒に映画を作ってみて、ドヨンさんがなぜこれほど長い間トップでいられるのか、理解しました」と、チョン・ドヨンとのタッグを熱望していたことを告白する監督。

果たしてキル・ボクスンは無事足を洗い、普通の“母”になることができるのか? ピョン・ソンヒョン監督とチョン・ド ヨンがタッグを組み生まれた渾身作に期待したい。

Netflix映画『キル・ボクスン』は3月31日(金)より独占配信。


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《シネマカフェ編集部》

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