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新人で、女だから降りかかる…『アシスタント』様々なストレスを飲み込む場面写真

映画『アシスタント』から映画業界の新人アシスタント・ジェーンに降りかかる幾つもの受難と、それでも前へ進もうとする彼女の日常をとらえた場面写真

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『アシスタント』 ©2019LuminaryProductions,LLC.AllRightsReserved.
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ドキュメンタリー映画作家キティ・グリーンが、ハリウッドを発端に巻き起こった#Me Too運動を題材に、架空の映画会社の1日から現在も続く問題を掘り下げた『アシスタント』

この度、グリーン監督が本作製作のきっかけを明かしたコメントとともに、新人アシスタント・ジェーンに降りかかる幾つもの苦難と、それでも前へ進もうとする彼女の日常を切り取ったシーン写真6点が一挙解禁された。


>>『アシスタント』あらすじ&キャストはこちらから

名門大学を卒業したばかりのジェーン(ジュリア・ガーナー)は、映画プロデューサーという夢を抱いて有名エンターテインメント企業に就職した。業界の大物である会長のもと、ジュニア・アシスタントとして働き始めたが、そこは華やかさとは無縁の殺風景なオフィス。ある日、会長の許されない行為を知ったジェーンは、この問題に立ち上がることを決意するが――。

突然、ワインスタインの話があちこちで聞かれるようになった」ーー。2017年10月、大学キャンパスにおけるセクハラの複雑さを探る長編ドキュメンタリーを制作中に、グリーン監督は自分たちの業界にこそ次回作のテーマがあったことに気づかされたという。「女性監督としてセクハラはとても身近な問題で、話しやすいこともあれば話しにくいこともある。私は自分の不安や恐怖を作品に注ぎ込むのが好きだから、この映画の焦点をハリウッドに向けることにした」と言う。

そして、数百にも及ぶ、直に聞いてきた具体的なハラスメントの数々のディテールも再現することで、より多くの人に本作を身近なものとして感じてもらえる物語を作り上げ、「ヒエラルキー最下層にいる人物の1日の行動を1時間半の映画体験に凝縮することで、観客は短い時間であってもジェーンの立場になり、彼女の視点からこの世界を見ることができる」と、本作の意図を明かしている。

また、グリーン監督はこの映画のメッセージを1つのキーフレーズにまとめるのは難しいとも答える。

「この題材にこのような形で切り込むことを、誰もが快く思っているわけではない」と言い、「ジェーンのキャラクターはとても複雑な状況にいる。それは周りの女性や男性も同じ。私が願っているのは、この仕組みを目の当たりにすることで観客が自分自身の役割について考えてくれること。なぜなら私たちは皆、この仕組みの一部だから」と、これから見る観客へ向けてメッセージを寄せた。

併せて解禁されるシーン写真は6点。メールの文面に横から口を出してくる男性の同僚。出社時にコーヒーを入れるときすでに様々なストレスを飲み込んで、ぐったりしているジェーンの表情を捉えたカット。

そのほか、上司からのセクハラ疑惑のある女性に付き添う様子、“我関せず”の男性スタッフを横目に、女だからという理由で女性スタッフの子どもを預かることになるシーンや、つらくなり会社で思わず家族に電話する姿、雑務に終われるジェーンを尻目に、ボーイズクラブ的なノリで盛り上がる同僚たち。

いずれも我が身を振り返ってしまうような、新人社員ジェーンに降りかかる苦難と、それでも前を進もうとする彼女の1日を切り取ったもの。24時間の間、まるで透明な存在のようにさまざまな暴力の矛先になるジェーンの姿に注目だ。

『アシスタント』は6月16日(金)より新宿シネマカリテ、恵比寿ガーデンシネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《シネマカフェ編集部》

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