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磯村勇斗「盲目の青年から気付かされた」若手の登竜門でWグランプリ『はこぶね』コメント予告

第16回田辺・弁慶映画祭と第23回TAMA NEW WAVEにてWグランプリをはじめ5冠を獲得した大西諒監督の長編デビュー作『はこぶね』が9月9日(土)よりポレポレ東中野にて単独公開。

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『はこぶね』© 空架 -soraca- film
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若手の登竜門とされる映画祭、第16回田辺・弁慶映画祭と第23回TAMA NEW WAVEにてWグランプリをはじめ5冠を獲得した大西諒監督の長編デビュー作『はこぶね』が9月9日(土)よりポレポレ東中野にて単独公開されることが決定した。


>>『はこぶね』あらすじ&キャストはこちらから

物語の主人公・西村芳則(木村知貴)は、事故で視力を失っており、ときに伯母(内田春菊)に面倒を見てもらいながら生活していた。そんなある日、西村はかつて同じ通りの家から通学していた同級生の大畑碧(高見こころ)と再会。感性を失わず生きようとする西村の姿が、周囲の人々の心を振るわせていく人間模様を描く。

8月4日から8月10日までテアトル新宿で開催された「田辺・弁慶映画祭セレクション2023」で上映されると、初日から大盛況を博し、口コミが広がり続けている本作。障害や介護、地方の疲弊といった現実と向き合いながらも世界と自分の関係をじっくりと見つめる主人公・西村の姿は観る者の心に響き、いまを生きることの大切さを伝えており、SNSで単独上映を望む声が高まっていた。

主人公・西村を演じるのは、これまで自主・商業の枠にとらわれず、数々の映画に出演してきた木村知貴。本作では強烈な存在感と独特な佇まいが絶賛されて田辺・弁慶映画祭で俳優賞スペシャルメンション、TAMA NEW WAVEでベスト男優賞を受賞。

共演は東京で役者をする同級生の大畑を演じた高見こころ、西村の生活の面倒を見る伯母を演じるのは、作家など多方面で活躍する内田春菊、認知症の進む祖父に扮する外波山文明ら実力派キャストが揃った。

監督を務めたのは1989年生まれ、兵庫県出身の大西諒。未経験から映画美学校で映画制作を学び、卒業後に制作した本作が初長編映画となる。

単独公開に合わせ、主演の木村さん、大西監督からコメントが到着。また、映画監督の瀬々敬久、俳優の磯村勇斗ら、著名人からの推薦コメントも多く寄せられコメント予告も解禁。

瀬々監督は木村さんについて「拒絶でもなく容認でもなく赦しでもなく、ただ存在している」と語り、「今を生きるということを徹底的に描いた映画だ。それだけで尊い映画だ」とコメント。磯村さんは「世の中を窮屈にさせているのは自分の感性かもしれない。盲目の青年から僕は気付かされた」と寄せている。

木村知貴(主演)コメント

生きてると色々ありますが、この映画を観てちょっとだけ気持ちが軽くなったり、それでも生きていこうと思って貰えると嬉しいです。

大西諒(監督・脚本)コメント

最初は自分が自分のために書いていた物語が、映画祭の受賞をきっかけに多くの人に観て頂くこととなり驚いています。本作は中途視覚障害や認知症という題材ではありますが、私が自分自身を見つめ直すために作ったようなとてもパーソナルな面を持った作品です。是非ご覧頂けると嬉しいです。

『はこぶね』は9月9日(土)よりポレポレ東中野ほか全国にて順次公開。


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《シネマカフェ編集部》

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