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ウェス・アンダーソン監督作品の小道具や衣装など600点を展示する展覧会がロンドンで開催 11月21日から

ロンドンのデザイン・ミュージアムで、2025年11月21日から2026年7月26日までウェス・アンダーソン監督の展覧会「Wes Anderson: The Archives」を開催するという。

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ウェス・アンダーソン Photo by Stefania M. D'Alessandro/Getty Images for Fondazione Prada
ウェス・アンダーソン Photo by Stefania M. D'Alessandro/Getty Images for Fondazione Prada
  • ウェス・アンダーソン Photo by Stefania M. D'Alessandro/Getty Images for Fondazione Prada
  • ウェス・アンダーソン監督 Photo by Vittorio Zunino Celotto/Getty Images for Prada
  • ウェス・アンダーソン監督 Photo by Lars Niki/Getty Images for The Academy of Motion Picture Arts & Sciences

ロンドンのデザイン・ミュージアムで、2025年11月21日から2026年7月26日までウェス・アンダーソン監督の展覧会「Wes Anderson: The Archives」を開催するという。

同ミュージアムのHPによると、今回の展覧会では「ウェス・アンダーソン監督のアーカイヴに前例のないアクセス権を与えられた」とのことで、同監督が30年にわたって制作してきた数々の貴重な資料を展示。そのほとんどが英国では初公開となる。

展示物はオリジナルの絵コンテ、ポラロイド写真、スケッチ、絵画、手書きのノート、パペット、ミニチュア模型、衣装など600点を超える。なかでも目玉は『グランド・ブダペスト・ホテル』のホテルの模型、『アステロイド・シティ』の自動販売機、『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』でグウィネス・パルトロウ演じるマーゴが着用した「フェンディ(FENDI)」の毛皮のコートなど。

また、1992年にウェス・アンダーソン監督が初めて手掛けた短編映画『Bottle Rocket(原題)』も上映される。同作は1996年に公開された長編映画『アンソニーのハッピー・モーテル』の基となった作品。

一部のエリアはストップモーション・アニメに特化し、『ファンタスティック Mr.FOX』や『犬ヶ島』を紹介。完成した小道具やセットだけでなく、監督が制作で用いた技法を示す制作途中の資料も展示される。

デザイン・ミュージアムでは現在ティム・バートン展を開催中で、「ウェンズデー」のジェナ・オルテガの衣装などが展示中。


ウェス・アンダーソンの世界展:The Museum of Wes Anderson
¥6,468
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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