2012年に公開されたカルト的ヒット作『スプリング・ブレイカーズ』の続編製作が決定した。タイトルは『Spring Breakers: Salvation Mountain（原題）』。
「Variety」誌が報じたところによると、前作の製作陣が再集結する一方、監督はハーモニー・コリンに代わり、マシュー・ブライト（『タイニー・ラブ』）が務める。
前作ではヴァネッサ・ハジェンズ、セレーナ・ゴメス、アシュレイ・ベンソン、レイチェル・コリンが演じる4人の女子大生が強盗に手を染めるというストーリーが描かれたが、新作ではキャストを一新。主演はベラ・ソーン（「シェキラ！」）で、アリエル・マーティン（「ゾンビーズ2」）、グレイス・ヴァン・ディーン（「ストレンジャー・シングス」）、フォレスト・ウィテカーの娘トゥルー・ウィテカーが共演する。
春休みに旅に出た4人の若い女性たちが、自ら招いたカオスに巻き込まれていく犯罪スリラー映画で、「Z世代に向けた大胆で新しい作品」だという。
『スプリング・ブレイカーズ』はA24が配給を手掛けた初期の代表作の一つで、製作費500万ドルに対し、全世界で3,000万ドル以上の興行収入を記録した。しかし、続編にはA24は関与しない模様だ。
映画ファンは「新しいキャストに新しいカオス。果たしてオリジナル版を超えられるか？ ベラ・ソーンに期待。楽しみ」「オリジナルキャストがカメオ出演してくれたらうれしいね」などのコメントをXに寄せている。
