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芦田愛菜&岡田将生、細田守監督作品初参加!『果てしなきスカーレット』声優キャスト発表

芦田愛菜と岡田将生が、細田守監督最新作『果てしなきスカーレット』に参加することが分かった。

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『果てしなきスカーレット』ⓒ2025 スタジオ地図
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芦田愛菜と岡田将生が、細田守監督最新作『果てしなきスカーレット』に参加することが分かった。

本作はのテーマは、生きる。「人は何のために生きるのかを問う、骨太な力強い映画を目指したい。今、この大きなテーマを、観客と一緒に考えたい」という細田監督の思いから始まった本作は、主人公の王女・スカーレットが父の復讐に失敗するも、死者の国で再び宿敵に復讐を果たそうとする物語。

『怪盗グルー』シリーズや『映画 えんとつ町のプペル』などアニメ作品に声でも出演した芦田が演じるのは、果てしなき復讐劇に身を投じる中世の王女・スカーレット。元々、戦いよりも平和を望む父親を尊敬する心優しき王女だったが、父親を目の前で殺されたことから、復讐に取りつかれていく狂気を常にはらんだ役どころ。

芦田は、復讐相手に怒りを露わにし、アクションシーンでは声を張り上げたかと思えば、自身の復讐心に対して苦悩する場面もあり、感情の起伏が激しく、同時に繊細さも求められる。また、子ども時代のシーンもあり、子ども時代と19歳のスカーレットを演じ分けている。

芦田について細田監督は「スカーレットをここまで表現できたのは芦田さんのおかげです。凄まじい演技の連続で、なんと素晴らしい俳優なんだ、と収録中、何度も驚きました。復讐に取り憑かれた中世の王女に、芦田さんは全身全霊で憑依しています。彼女の可愛らしい外見からはとても想像できないほど、本番中は迫力に満ちています。圧倒的な狂気と、身悶えするほどの葛藤、そしてその奥に隠れた清らかな人間性が、十二分に表現されています。芦田さんのお芝居は、この映画の大きな見どころのひとつです」と絶賛した。

長編アニメ作品初挑戦となる岡田は、スカーレットと旅を共にする心優しい看護師・聖(ひじり)を演じる。現代日本で日々、命と向き合う生活を送っている聖は、死者の国で目を覚まし、ボロボロに傷ついたスカーレットに出会い、手を差し伸べる。そんな聖に対し、スカーレットは反発するも、次第にその関係に変化が訪れる。なぜ、自分が死者の国に迷い込んだのか分からないまま、スカーレットの旅を支え、バディとなる重要なキャラクターだ。

細田監督も「岡田さんは、演技が上手くて誠実で、でも謙虚で控えめな方でもある。“聖ってこういう人かもな”と、聖の人物像を、岡田さんを通して理解したような感覚がありました。聖は、命に関して真摯に向かっていく能動的な力もあれば、スカーレットのように復讐という怒りと狂気を持った人物にそっと寄り沿って慰める優しさもある。この両面性は、岡田さんご本人の人間性とも通じるものがある、と感じます。役と俳優がぴったり噛み合っている、と強く思わせられました」とコメントを寄せている。

芦田と岡田は共に、細田作品は初の挑戦。そんな2人は、『星の子』から5年ぶりの共演となる。

また今作は、細田作品初の試みとなる、キャストの声を先に収録し、その声に対してアニメーションを制作していくプレスコアリング(プレスコ)で制作した。

さらに、幻想的な空間の中、聖に支えられながら剣を構えるスカーレットが描かれた新ビジュアルも到着。同時に、聖のキャラクタービジュアルが初公開となった。

コメント

芦田愛菜

スカーレットは、中世の王女で私と同世代の19歳という設定ですが、根底にあるものや価値観が違う部分がたくさんあり、演じることがとても難しかったです。
監督から「現代の19歳と中世を生きる19歳は違う。一国の王女としての自覚や覚悟がある感じがほしい」と言葉をいただき、ジャンヌダルクやエリザベス1世など、動乱の世を生きた女性たちのことを調べ、少しずつ役作りしました。“復讐”とはどのような気持ちなのか、きっと大きな声を出さないと立ち向かっていけないだろうと想像しながら演じました。叫ぶシーンでは、少し戸惑いもありましたが、全力でやってみて“これだ!”と吹っ切れた瞬間があり、どんどん役が体に馴染む感覚がありました。
スカーレットは、復讐に燃えて狂気的に見える部分もありますが、そうせざるを得ない状況を思うと、愛おしく、まっすぐ駆けていく姿は、観てくださる方々も応援したいと思ってもらえるのではないかと思います。
混沌とした世界の中で一生懸命に生きようとする人々が描かれた作品ですが、それは現代世界にも通じる部分があり、また、苦しいことや絶望してしまうことがたくさんある中、それでも一生懸命前を向いて生きようとする人々に、いち観客として心打たれました。そのような明日への希望を感じていただける作品になっているのではないかと思います。

岡田将生

長編アニメの声優に初めて挑戦しましたが、声だけでの表現はとても難しく、感情がこんなにも伝わりづらくなることを今回初めて知りました。色々なアニメを観させてもらっていますが、声優さんのすごさを改めて実感しています。
僕が演じた聖は、困っている人たちに何の見返りもなく手を差し伸べるような人で、簡単に言うととても理想主義者です。復讐に燃えるスカーレットの鞘(さや)のような存在となれるよう、彼女の支え方や寄り添い方、聖の優しさや誠実さを伝えられるようにキャラクター像を作っていきました。スカーレットから反発されるシーンもありますが、今この世界でとても必要な人だと思います。スカーレットが抱えている問題や彼女が導き出す答えを、皆さんも彼女とストーリーに沿って考えながら、聖を通して、優しさや人に対して誠実さを求めてはいけないのか、求めるべきなのか…感じ取っていただけたら嬉しいです。
細田監督の作品をいつも楽しみにしていましたが、自分がその内側に入れてもらえたことは嬉しくもあり、不思議な感覚です。正直、まったく内容を知らないまま、映画館で観たかった…と思ってしまう“細田作品ファンな自分”もいます。
いちファンとして作品が完成するのを楽しみにしています。皆さんも是非、楽しみにお待ちください。

『果てしなきスカーレット』は11月21日(金)より公開。



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《シネマカフェ編集部》
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  • サッチャン 2025-07-04 1:48:53
    芦田愛菜ちゃんの大ファンで今回今までにない役の吹き替え楽しみにしています
    1 Good
    返信
  • マイケル 2025-08-05 23:26:46
    本業の声優さんだったら観に行ったかも。
    0 Good
    返信

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