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今夏必見の財宝争奪クライム・アクション! ヤン・セジョン&ユンホが対立!?「パイン ならず者たち」に迫る

リュ・スンリョン、ヤン・セジョン、イム・スジョンに「東方神起」チョン・ユンホらが豪華共演を果たす「パイン ならず者たち」。ひとクセもふたクセもある“ならず者たち”がバッチバチの争奪戦を繰り広げていく、猛暑の夏をさらに熱くする財宝争奪クライム・アクションの見どころを紹介

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「パイン ならず者たち」© 2025 Disney and its related entities
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「ムービング」の再生能力を持つ父親役も記憶に新しいリュ・スンリョン、「イ・ドゥナ!」では元アイドルと恋に落ちる大学生を演じたヤン・セジョン、さらに「ごめん、愛してる」が韓国で人気再燃中のイム・スジョンに、「私たちの人生レース」で“理想のCEO”といわれた「東方神起」チョン・ユンホらが豪華共演を果たす「パイン ならず者たち」

7月16日(水)よりディズニープラスで初回3話が配信開始となった本作は、海底に眠る“お宝”をめぐって、ひとクセもふたクセもある“ならず者たち”がバッチバチの争奪戦を繰り広げていく、猛暑の夏をさらに熱くする財宝争奪クライム・アクション。その見どころを紹介する。

欺き、出し抜き、奪い取れ!海の底に眠る貴重な財宝は誰の手に!?

「ミセン-未生-」の原作者として知られ、韓国で人気の高い作家ユン・テホの原作ウェブトゥーン漫画を映像化した本作は、海底に沈んだ貴重な財宝をめぐってならず者たちが騙し合い、激しい奪い合いを繰り広げていく財宝争奪クライム・アクション。

物語の舞台は、世界に追いつけとばかりに高速道路が整備され、アパート(日本でいうマンション)建設が続々と進み、土地の価格が高騰し始めた1970年代の韓国。

小さな島々が連なる新安(シナン)沖で、とある漁師が網にかかった財宝の一部を持ち帰ったことから噂が広がり、その財宝を密かに狙う者が続々と現れていた。

憂鬱な生活から一発逆転を夢見るオ・ヒドン(ヤン・セジョン)も叔父のオ・グァンソク(リュ・スンリョン)とともに、その財宝をいち早く手に入れようと欲と裏切りの渦に巻き込まれていく。

1323年に新安沖で沈没したとされる、“新安貿易船”の史実が元となる本作。「我利我利亡者」という原作タイトルの通り、自己の利益だけをただ追い求める欲深さむき出しの、互いを欺き、出し抜くバトルの始まりである。

監督は、マ・ドンソクの大ヒットクライム・アクション映画『犯罪都市』や、フィリピンで壮大なロケを行い、大ヒットを記録したディズニープラスオリジナルドラマ「カジノ」シリーズのカン・ユンソンだけあり、こだわり抜かれたオープンセットや美術に衣装、海でのロケーションにより観る者をあっという間に70年代に連れていく。

もちろんノワールとアクションだけではない、強欲な人間の滑稽さや、様々な背景を持つ無法者たちの関係性の変化も個性豊かなキャストのアンサンブルによってつぶさに描き出される。

ただ厄介なのは、海底に沈んでいる財宝とは、宋や元の時代の青磁、白磁、青白磁など、とにかく貴重で繊細な陶磁器であること。その数は2万点にも及び、具体的な場所を知る者はごくわずか。

金塊や宝石とは違い、その価値はパッと見では素人にはまるで分からない。相応の専門知識や鑑定眼がなければ売値・買値が適正なのか判断は難しく、本物と偽物の区別さえもつかない。また、賄賂や脱税などに打ってつけの“道具”ともなり得るものだ。

そんな特性を持つ財宝は噂だけがひとり歩きし、次第に話に尾ひれがついていく。この“クセもの”のお宝がまた、欲深いならず者たちの人間模様をいっそう複雑にしていくのが面白い。

ヤン・セジョン&ユンホがワイルドに変身!見応えしかない、豪華な群像劇

新安沖の海底に眠る希少な陶磁器に群がるのは、ソウルの財閥から詐欺師、田舎のチンピラまで千差万別。

自分の名前と会社に“箔を付けたい”だけの興白産業会長のチョン・ファンシク(チャン・グァン)にその妻ヤン・ジョンスク(イム・スジョン)。彼らに取り入る骨董屋ソン社長(キム・ジョンス)から仕事を請け負うことになるのが、グァンソクとヒドンだ。

リュ・スンリョン演じるグァンソクは、いわば現地での取りまとめ役。常に先の先を読み、几帳面で何事もすぐメモをとる。韓国で人気の性格診断<MBTI>でいうなら、まちがいなく“J型”(計画性を重視するタイプ)である。

そこに、木浦で幅を利かせるチンピラのボルグ(チョン・ユンホ)やら、興白産業から送り込まれた運転手ジョンチュル(キム・ソンオ)、ソン社長の使い走りデシク(イ・サンジン)、鑑定人のハ・ヨンス(ウ・ヒョン)、釜山で名を馳せる詐欺師のキム教授(キム・ウィソン)といった面々が絡んでくるものだから、グァンソクは角刈り頭を抱え込む日々が続く。

まさに「船頭多くして船山に登る」状態。協力を得ようにも、それぞれに思惑があり、何かにつけて揉めては騙し合いと誤魔化し合いが過熱するばかり。海の上では信頼関係こそが何よりも重要な命綱であるというのに…。

そしてグァンソクが頭を悩ませる理由の1つには、ヤン・セジョン演じる甥・ヒドンの生意気さがある。

これまでのヤン・セジョンにはヒドンのように鬱屈した焦りを抱え、ケンカっ早いイメージはあまりなかったが、チョン・ユンホ演じるボルグたちとふとしたことから始まる小競り合いは見ものだ。

チョン・ユンホもデビュー20周年を超えたK-POPレジェンドアイドルであることを忘れてしまうほど、“地元で一番イケてる”と自負するチンピラを方言を使いこなして熱演する。

また、本作でデビューを果たす新星キム・ミンも、ヤン・セジョン演じるヒドンを利用してソウルに逃げ出したい喫茶店のソンジャを鮮烈に演じている。

さらに映画『密輸 1970』のキム・ジョンスや「復讐代行人~模範タクシー~」のキム・ウィソン、「埋もれた心」のウ・ヒョンら熟練のクセ者俳優に、警官シム・ホンギ役のイ・ドンフィ、ファン船長役のホン・ギジュンら「カジノ」からのキャストも存在感たっぷり。

誰より一番の食わせ者は、イム・スジョンが演じる、高卒の経理部社員から会長夫人にまで上りつめ、陶磁器採掘を手の内に収めようと裏で“逢い引き”もするジョンスクである。

男たちがゴタゴタと揉めている間に、涼しい顔をしておいしいところをごっそりと奪っていきそうな、そんな期待が膨らむ知性と気骨さ、狡猾さを持ち合わせている女性だ。

こうした豪華俳優たちの競演で魅せる本作。70年代当時の映像と痛快なテーマソングで幕を開けるオープニングのごとく、物語の本筋となる財宝探しはいよいよ第3話終盤から本格的に始まっていく模様だ。

ここから、ならず者たちの財宝争奪戦はより壮絶に、かつ予想外に転がっていくことだろう。今後の展開からますます目が離せない。


「パイン ならず者たち」視聴ページ

「パイン ならず者たち」はディズニープラス スターにて独占配信中(全11話/初回3話配信、以降毎週水曜2話ずつ配信)。

《上原礼子》

「好き」が増え続けるライター 上原礼子

出版社、編集プロダクションにて情報誌・女性誌ほか、看護専門誌の映画欄を長年担当。海外ドラマ・韓国ドラマ・K-POPなどにもハマり、ご縁あって「好き」を書くことに。ポン・ジュノ監督の言葉どおり「字幕の1インチ」を超えていくことが楽しい。保護猫の執事。LGBTQ+ Ally。レイア姫は永遠の心のヒーロー。

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