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蒼井優「絶対面白い」『ふつうの子ども』呉美保監督と対談インタビュー実現

映画『ふつうの子ども』から、主人公・唯士(嶋田鉄太)の母親役を演じた蒼井優と呉美保監督の相思相愛なインタビュー映像が解禁となった。

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『ふつうの子ども』©︎2025「ふつうの子ども」製作委員会
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監督:呉美保、脚本:高田亮による完全オリジナル新作映画『ふつうの子ども』から、主人公・唯士(嶋田鉄太)の母親役を演じた蒼井優と呉監督の相思相愛なインタビュー映像が解禁となった。

内外で高い評価を得た『そこのみにて光輝く』(14)『きみはいい子』(15)の監督と脚本の黄金コンビが三度手を組んだ本作。

いまの日本に生きる子どもたちと、彼らと同じ時間に向き合う大人たちにフォーカスした最新作で、10才の子どもたちの日常を「ありそうでなかった子ども映画」として映し出した。

今回、本作で初タッグとなった蒼井と呉監督によるスペシャル対談が実現し、インタビュー映像が解禁。

まず、唯士の母・恵子役を蒼井にオファーした理由について、呉監督は「今回“初めまして”ですが、私は一方的に蒼井さんの作品を観続けていました。ホントに憧れで大好きな俳優さん。蒼井さんがティーンエイジャーの時から、その時代その時代で常に旬である俳優さん」と熱い思いを告白。

「今回お願いさせていただいたのは、母親役をどういう人にしてもらったらいいのかなと思ったときに、これは“ふつうの子ども”っていうタイトルにあるように、“ふつうの家族”でもやっぱり一人一人ちゃんと個性があるよねっていうものを描きたかった。ちょっと間違ってしまったらステレオタイプな話になってしまうのを、そうではないものにしてくれる方って誰だろうと思ったときに“蒼井優さんしかいない!”」と思ったという。

そして、「ベストに大好きなお芝居を生で見させていただきました。蒼井さんがお母さんになられたっていうのもあるから、その肩の力の抜け具合が凄く私は心地よかった」と撮影時をふり返り、「すごいプロだと思いました」と絶賛を贈った。

監督からの熱い言葉を聞きながら、恐縮した表情の蒼井は、本作出演オファーをについて「“呉さんからやっとお話しいただけた!”と思いました。“いつか”って思っていたのですごく嬉しかった」と念願の呉作品出演だったことを明かす。

さらに「台本読んだら“今回こっちなんだ!”と。“これを呉さんが撮られるんだ。絶対面白いじゃない”って思って、すぐ“やります!”」と答えたことを明かした。

話題は蒼井が演じた唯士の母・恵子をふくめ、唯士、心愛、陽斗の3人の母親のうち、自分はどのタイプか?という話へ。

物語の終盤、その3人の親が会する場面は、蒼井そして心愛の母を演じた瀧内公美らが圧巻の演技を見せるが「私はその3人の親(の要素)は全部あると思いました」と呉監督。一方、蒼井は「私は(自分が演じた)恵子です」と分析。さらに、蒼井と瀧内との共演裏話も披露された。

また、呉監督は「子どもファーストだった」と本作の撮影現場を通して感じたことをふり返り、蒼井は「もっとのびやかな脳みそでいたいな、というのはすごく感じました」と語る。

「私たちからしたら夕方までに撮影が終わって、と思うけれど、子どもたちの頭の中はいっぱい、その時間でいっぱいいっぱい働いて、みんな本当に“やり切った!”という感じでいつも帰っていました。(その様子を見て)そのエネルギーの消費の仕方ってすごく学ばせてもらってましたね。私も“まだまだ脳が使えるぞ”と思いながらやっていました」と撮影現場での良い雰囲気も垣間見られ、必見の対談インタビュー映像となっている。


『ふつうの子ども』はテアトル新宿ほか全国にて公開中。


《シネマカフェ編集部》

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