阿部寛主演映画『俺ではない炎上』より、長尾謙杜演じる若手社員・青江の場面写真が公開された。
本作は、大手ハウスメーカーに務める山縣泰介(阿部寛)のものと思われるSNSアカウントから、女子大生の遺体画像が拡散され、殺人犯に仕立て上げられてしまう、明日は我が身のノンストップ炎上エンターテインメント。

長尾が演じている青江は、山縣の取引先企業の若手社員。リアルな若者像を体現した役どころだ。場面写真では、泰介から資料の細かい指摘を受け、悲しげにうつむく姿、暗闇の中で何かに視線を向ける様子が公開。

長尾は、「現代の若者の態度や考え方を“表現”している青年です。最初のシーンでは、修正できていない書類を山縣さん(阿部寛)に怒られて、一生懸命やったのにしょんぼりしてしまう。そんな姿や不貞腐れる態度も、『あるよね!』と思えるキャラクターだと思います」と役柄を話し、「タイトルを見た時は『どういうことなんだろう?』と思いましたが、読み進めるとまるで現代を表現しているかのようで。ひとつのSNSのつぶやきがどんどん大きくなって拡散されていく事件なので、今この作品が日本で描かれることの大切さを感じました」と本作の魅力を話した。

一般試写の感想では、全てがネタバレで物語の鍵を握る青江役・長尾の演技に「長尾くんの表情で訴えかける目の演技が素晴らしかった」「長尾謙杜くんの演技に引き込まれて…」「全部がネタバレになっちゃうから何も書けない」とコメントが投稿され、長尾も本作の見どころについて「もちろん、僕が演じる青江を含め、それぞれの登場人物が物語のキーマンになっています」とアピールしている。
『俺ではない炎上』は9月26日(金)より全国にて公開。



