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おかあさんといっしょ 歴代まとめ!お兄さん・お姉さん・キャラクター完全ガイド

1959年から続く「おかあさんといっしょ」は歴代出演者やキャラクター、歌やコーナーの変遷を詳しく解説し、親子の思い出と学びを提供している番組です。

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おかあさんといっしょ」を、お子さんと一緒に毎日楽しみに見ているママさん、パパさんも多いのではないでしょうか。自分たちが子どもの頃に見ていたお兄さんやお姉さんを、ふと懐かしく思い出す瞬間もありますよね。

「あの頃のお姉さん、誰だったかな?」「今の体操のお兄さんで何代目なんだろう?」そんな疑問を感じたことはありませんか。番組が長く続いているからこそ、歴代の出演者についてすべてを把握するのは難しいものです。

この記事では、そんなあなたの「知りたい!」に応えるため、「おかあさんといっしょ」の放送開始から現在までの歴史をひも解き、歴代の歌のお兄さん・お姉さん、体操のお兄さん・お姉さん、そして愛らしいキャラクターたちを一覧でわかりやすくまとめました。この記事を読めば、番組の歴史がすべてわかり、お子さんとの会話がもっと楽しくなるはずです。懐かしい思い出に浸りながら、番組の魅力を再発見してみましょう。

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おかあさんといっしょの歴史と番組概要

「おかあさんといっしょ」は、多くの子どもたちに愛され続ける長寿番組です。その長い歴史と、時代に合わせて変化してきた内容についてご紹介します。

放送開始から現在までの歴史

「おかあさんといっしょ」は、1959年10月5日に放送が開始された、非常に歴史の長い番組です。当初はモノクロ放送で、生放送の帯番組としてスタートしました。

1961年から始まった別の幼児向け番組「うたのえほん」を1966年に統合するなど、時代とともにカラー放送へ移行し、収録形式も変化させながら、たくさんの子どもたちと家族に笑顔を届けてきました。

60年以上にわたる放送の中で、番組のコンセプトを守りつつ、新しいコーナーや歌、キャラクターを生み出し続けているのです。

番組の基本コンセプトと目的

番組の基本的なコンセプトは、「2歳ごろからの子どもを対象に、情操と生活習慣の形成を助ける」というものです。このコンセプトは放送開始当初から一貫しており、子どもたちの健やかな成長を願う気持ちが込められています。

歌や体操、人形劇、アニメーションなど、多彩なコーナーを通じて、子どもたちの感性や表現力、社会性を育むことを目的としています。親子が一緒に楽しめる内容を心がけており、家族のコミュニケーションのきっかけとなることも大切な役割の一つです。

人気コーナーの変遷

「おかあさんといっしょ」には、時代を象徴する数々の人気コーナーがありました。初期の頃は、お絵かきや工作のコーナーが中心でした。

その後、人形劇の「ブーフーウー」が大人気となり、番組の顔ともいえる存在になりました。以降も「にこにこ、ぷん」や「ドレミファ・どーなっつ!」「ぐ~チョコランタン」など、世代を超えて愛される人形劇が次々と登場しています。

体操のコーナーも「元気に一、二」から始まり、「ぞうさんのあくび」、そして現在も続く「からだ☆ダンダン」まで、子どもたちが体を動かす楽しさを伝えてきました。

地域や文化への影響

「おかあさんといっしょ」は、日本中の家庭に大きな影響を与えてきました。番組で歌われる楽曲は、童謡のように親しまれ、多くの人々の心に残っています。

また、全国各地でファミリーコンサートが開催されており、テレビの向こうのお兄さんやお姉さんに直接会える機会は、子どもたちにとって特別な思い出となります。

番組を通じて、手洗いや歯磨きといった生活習慣を学んだり、友達と仲良くすることの大切さを感じたりと、子どもたちの成長に寄り添い、日本の育児文化の一部を担ってきたと言えるでしょう。

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おかあさんといっしょ歴代歌のお姉さん

番組の顔ともいえる「歌のお姉さん」。その澄んだ歌声と優しい笑顔は、いつの時代も子どもたちを魅了してきました。ここでは、歴代の歌のお姉さんを時代ごとに振り返ります。

初期の歌のお姉さん(1960~1970年代)

番組の黎明期を支えた、記念すべき初代から1970年代に活躍したお姉さんたちです。

初代・中野慶子などの先駆者たち

初代歌のお姉さんは眞理ヨシコさんで、2代目は中野慶子さんです。

当時はまだ番組の形式も手探りの状態でしたが、彼女たちの優しい歌声は、テレビの前の多くの子どもたちの心を掴みました。この頃のお姉さんたちが、現在の歌のお姉さんの礎を築いたと言えるでしょう。

1970年代に活躍した歌のお姉さん

1970年代に入ると、番組もカラー化され、より華やかになりました。この時代には、斉藤昌子さんや森晴美さん、小鳩くるみさんなどが活躍しました。

特に10代目の小鳩くるみさんは、その可愛らしいルックスと歌声で絶大な人気を誇り、多くの子どもたちの憧れの的となりました。この時代のお姉さんたちは、番組の人気を不動のものにする上で大きな役割を果たしました。

昭和後期から平成初期の歌のお姉さん

多くの人が「懐かしい」と感じるであろう、昭和の終わりから平成の始まりにかけて活躍したお姉さんたちです。

1980年代の歌のお姉さん

1980年代は、しゅうさえこさんや森みゆきさんが活躍した時代です。この頃になると、歌のお姉さんの役割も多様化し、歌だけでなく番組全体の進行役も担うようになりました。

特に、しゅうさえこさんの明るいキャラクターは、多くの子どもたちに元気を与えました。番組の楽曲も、よりポップで親しみやすいものが増えていった時期です。

1990年代に交代した歌のお姉さん

1990年代には、神崎ゆう子さん、茂森あゆみさんといった、記憶に新しいお姉さんたちが登場します。

特に茂森あゆみさんと速水けんたろうお兄さんのコンビで歌われた「だんご3兄弟」は、1999年に番組内で披露されると、社会現象になるほどの大ヒットを記録しました。この曲をきっかけに、「おかあさんといっしょ」の歌が、子どもだけでなく大人にも広く知られるようになったのです。

平成後期から令和の歌のお姉さん

2000年代以降、現在に至るまで活躍してきた、現役世代のパパママにも馴染み深いお姉さんたちです。

2000~2010年代に登場した歌のお姉さん

2000年代には、つのだりょうこさん、はいだしょうこさんが登場し、番組を盛り上げました。はいだしょうこさんは、その美しい歌声と、時折見せる天然なキャラクターとのギャップで人気を博しました。

その後、三谷たくみさんが歴代最長の8年間を務め上げ、安定した人気で番組を支えました。彼女の優しい笑顔と歌声は、多くの子どもたちの心を癒やしたことでしょう。

直近の歌のお姉さんとその特徴

三谷たくみさんの後を継いだのが、小野あつこさんです。音楽大学で声楽を学んだ確かな歌唱力で、子どもたちに歌の楽しさを伝えました。

そして、2022年度からは、ながたまやさんが22代目の歌のお姉さんとして活躍しています。フレッシュで元気いっぱいのパフォーマンスが、今の子どもたちの心を掴んでいます。時代が変わっても、子どもたちに寄り添うお姉さんの姿は変わりません。

歌のお姉さんの役割と魅力

歌のお姉さんの役割は、ただ歌を歌うだけではありません。子どもたちの心を惹きつけ、歌の世界へと誘う表現力が求められます。

優しい笑顔や語りかけで、テレビの前のひとりひとりの子どもに安心感を与えることも大切な役目です。

また、歌を通じて言葉の美しさやリズムの楽しさを伝え、子どもたちの感性を豊かに育んでいます。いつの時代も、歌のお姉さんは子どもたちにとって、憧れの存在であり続けているのです。

歴代歌のお姉さん一覧表

これまで活躍してきた歴代の歌のお姉さんを一覧でご紹介します。

名前

在任期間

初代

眞理ヨシコ

1961年4月 - 1962年9月

2代目

中野慶子

1961年4月 - 1964年9月

3代目

竹前文子

1962年10月 - 1964年3月

4代目

水谷玲子

1964年4月 - 1967年3月

5代目

中川順子

1967年4月 - 1970年3月

6代目

片桐和子

1967年4月 - 1970年3月

7代目

瀬端優美子

1967年8月 - 1970年3月

8代目

斉藤昌子

1970年4月 - 1972年3月

8代目

森晴美

1970年4月 - 1971年11月

10代目

小鳩くるみ

1972年4月 - 1974年3月

11代目

斉藤伸子

1974年4月 - 1979年3月

11代目

松熊由紀

1974年4月 - 1979年3月

13代目

奈々瀬ひとみ

1979年4月 - 1981年3月

14代目

しゅうさえこ

1981年4月 - 1983年3月

15代目

森みゆき

1983年4月 - 1987年3月

16代目

神崎ゆう子

1987年4月 - 1993年3月

17代目

茂森あゆみ

1993年4月 - 1999年3月

18代目

つのだりょうこ

1999年4月 - 2003年3月

19代目

はいだしょうこ

2003年4月 - 2008年3月

20代目

三谷たくみ

2008年4月 - 2016年3月

21代目

小野あつこ

2016年4月 - 2022年3月

22代目

ながたまや

2022年4月 - 現在

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おかあさんといっしょ歴代歌のお兄さん

歌のお姉さんとともに、美しいハーモニーで番組を彩る「歌のお兄さん」。優しく、そして力強い歌声で、多くの子どもたちを元気づけてきました。歴代の歌のお兄さんの変遷を見ていきましょう。

初代から昭和期の歌のお兄さん

番組の歴史とともに歩んできた、初代から昭和の時代に活躍したお兄さんたちです。

初代歌のお兄さんは田中星児さんで、「ビューティフル・サンデー」のヒットでも知られています。その後、水木一郎さんやたいらいさおさんなど、現在ではアニメソングの帝王としても有名な方々が務めていました。彼らのパワフルな歌声は、番組に新たな魅力を加え、多くの子どもたちに愛されました。

平成期の歌のお兄さん

平成時代は、多くのお兄さんが子どもたちの人気者となりました。坂田おさむさんは、シンガーソングライターとしても才能を発揮し、番組に数多くの名曲を提供しました。

速水けんたろうさんは、「だんご3兄弟」の大ヒットで一躍有名になりました。杉田あきひろさん、今井ゆうぞうさんと続き、横山だいすけさんは歴代最長の9年間という長きにわたり、その温かい人柄と変顔などの面白い一面で、絶大な人気を誇りました。

令和期の歌のお兄さん

横山だいすけさんの後を継いだのが、花田ゆういちろうさんです。文学部で声楽を学んだ経験を活かした、伸びやかで優しい歌声が魅力です。

ミュージカルで培った表現力で、歌の世界観を豊かに表現しています。現在の歌のお姉さんである、ながたまやさんとのコンビネーションも抜群で、今の子どもたちから大きな支持を得ています。これからの活躍がますます楽しみなお兄さんです。

歌のお兄さんの役割と魅力

歌のお兄さんは、お姉さんと美しいハーモニーを奏でるだけでなく、時にはコミカルな役回りを演じたり、子どもたちを力強くリードしたりと、多様な役割を担います。

その爽やかで頼りがいのある存在は、子どもたちにとって憧れのお兄さんのような存在です。歌のうまさはもちろんのこと、子どもたちと同じ目線で楽しむことができる親しみやすさも、歌のお兄さんの大きな魅力と言えるでしょう。

歴代歌のお兄さん一覧表

これまで活躍してきた歴代の歌のお兄さんを一覧でご紹介します。

名前

在任期間

初代

田中星児

1971年10月 - 1976年3月

2代目

水木一郎

1976年4月 - 1979年3月

3代目

たいらいさお

1977年4月 - 1979年3月

4代目

宮内良

1979年4月 - 1981年3月

5代目

かしわ哲

1981年4月 - 1983年3月

6代目

林アキラ

1981年4月 - 1985年3月

7代目

坂田おさむ

1985年4月 - 1993年3月

8代目

速水けんたろう

1993年4月 - 1999年3月

9代目

杉田あきひろ

1999年4月 - 2003年3月

10代目

今井ゆうぞう

2003年4月 - 2008年3月

11代目

横山だいすけ

2008年4月 - 2017年3月

12代目

花田ゆういちろう

2017年4月 - 現在

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おかあさんといっしょ歴代体操のお姉さん

番組には、体操のお兄さんと一緒に子どもたちと体を動かす「体操のお姉さん」も登場します。ダンスが得意なお姉さんたちが、番組を華やかに彩ってきました。

初代から昭和期の体操のお姉さん

身体表現の担当として、1981年からの「ハイ・ポーズ」のコーナーで馮智英(ふぉんちえい)さんがお姉さんとして登場し、人気を博しました。彼女のしなやかな動きは、多くの子どもたちを魅了しました。

平成期の体操のお姉さん

平成に入り、「トライ!トライ!トライ!」のコーナーでは、松野ちかさんが身体表現のお姉さんとして活躍しました。

そして、2005年からは「ズーズーダンス」「ゴッチャ!」のコーナーを、いとうまゆさんが担当。彼女のキレのあるダンスは、子どもたちだけでなく、大人からも注目を集めました。

その後、「パント!」のコーナーを上原りささんが担当し、言葉を使わないパントマイムで子どもたちの表現力を引き出しました。

令和期の体操のお姉さん

2019年度からは、初代「たいそうのおねえさん」として秋元杏月さんが就任し、現在も活躍しています。体操のコーナー「からだ☆ダンダン」では、体操のお兄さんと一緒に、元気いっぱいのパフォーマンスを披露しています。

体操のお姉さんの役割と魅力

体操のお姉さんの役割は、子どもたちに体を動かすことの楽しさを伝えることです。ダンスやパントマイムといった身体表現を通じて、子どもたちのリズム感や表現力を育みます。

お兄さんの元気な体操とはまた違った、しなやかで美しい動きが魅力であり、女の子たちの憧れの的となることも多いです。笑顔で楽しそうに体を動かす姿は、子どもたちの「やってみたい」という気持ちを引き出します。

歴代体操のお姉さん一覧表

これまでに活躍した、体操や身体表現のお姉さんをご紹介します。※「たいそうのおねえさん」という公式の肩書は2019年度に新設され、初代は秋元杏月さんです(それ以前は「身体表現」「ダンス」「パント!」等の担当)。

名前

担当コーナー

在任期間

初代

馮智英

ハイ・ポーズ

1981年4月 - 1994年3月

2代目

松野ちか

トライ!トライ!トライ!

1994年4月 - 1999年3月

3代目

いとうまゆ

ズーズーダンス→ゴッチャ!

2005年4月 - 2012年3月

4代目

上原りさ

パント!

2012年4月 - 2019年3月

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おかあさんといっしょ歴代体操のお兄さん

子どもたちと一緒に元気いっぱい体を動かす「体操のお兄さん」。いつの時代も、その爽やかでエネルギッシュな姿は、子どもたちのヒーローです。歴代のお兄さんたちを振り返ってみましょう。

初代から昭和期の体操のお兄さん

初代体操のお兄さんは、1961年から担当した砂川啓介さんです。当時はまだ体操のコーナーが確立されていませんでしたが、彼がその基礎を築きました。

その後、輪島直幸さんや向井忠義さんなどが続き、1974年からは、8代目体操のお兄さんとして有名な瀬戸口清文さんが登場。「ぞうさんのあくび」など、ユニークで楽しい体操を考案し、番組の人気を支えました。

平成期の体操のお兄さん

平成時代には、天野勝弘さんが「ぞうさんのあくび」を引き継ぎ、子どもたちに親しまれました。

そして1993年からは佐藤弘道さんが10代目体操のお兄さんとして登場し、12年もの長きにわたって活躍しました。その爽やかな笑顔と明るいキャラクターで、子どもだけでなくお母さんたちからも絶大な支持を集め、「ひろみちお兄さん」の愛称で親しまれました。

その後を継いだ小林よしひささんも14年間という歴代最長の在任期間を誇り、「ブンバ・ボーン!」で人気を博しました。

令和期の体操のお兄さん

小林よしひささんの後任として、2019年から12代目の体操のお兄さんを福尾誠さんが務めました。

大学まで体操競技の選手として活躍した経歴を持ち、そのアクロバティックで美しい動きは圧巻でした。そして2023年からは、13代目の佐久本和夢さんが現在の体操のお兄さんとして活躍しています。「からだ☆ダンダン」のコーナーでは、子どもたちが楽しく体を動かせるように、元気いっぱいのパフォーマンスを見せてくれています。誠お兄さんの後を継いだ、和夢お兄さんの今後の活躍からも目が離せません。

体操のお兄さんの役割と魅力

体操のお兄さんの役割は、体操を通じて子どもたちの健全な身体の発達を促すことです。テレビの前で一緒に体を動かすことで、運動能力の基礎を養い、健康な生活習慣を身につけるきっかけを作ります。

また、その明るく元気なキャラクターは、子どもたちにポジティブなエネルギーを与えます。お兄さんの真似をして一生懸命に体を動かす子どもたちの姿は、とても微笑ましいものですよね。爽やかさと親しみやすさを兼ね備えた、頼れる存在が体操のお兄さんの魅力です。

歴代体操のお兄さん一覧表

これまで活躍してきた歴代の体操のお兄さんを一覧でご紹介します。

名前

在任期間

初代

砂川啓介

1961年 - 1969年3月

2代目

佐久間俊直

1963年10月 - 1967年3月

3代目

岡田祥造

1967年4月 - 1969年9月

4代目

向井忠義

1969年10月 - 1973年3月

5代目

小西幸男

1969年10月 - 1973年3月

6代目

輪島直幸

1971年4月 - 1978年3月

7代目

川原洋一郎

1973年4月 - 1974年3月

8代目

瀬戸口清文

1974年4月 - 1987年3月

9代目

天野勝弘

1987年4月 - 1993年3月

10代目

佐藤弘道

1993年4月 - 2005年3月

11代目

小林よしひさ

2005年4月 - 2019年3月

12代目

福尾誠

2019年4月 - 2023年3月

13代目

佐久本和夢

2023年4月 - 現在

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おかあさんといっしょ歴代キャラクターと人形劇

「おかあさんといっしょ」のもう一つの顔といえば、番組内で放送される人形劇です。ママやパパが子どもの頃に親しんだキャラクターを、お子さんと一緒に振り返ってみてはいかがでしょうか。

初期のキャラクター(1960~1970年代)

番組放送が始まったばかりの、白黒テレビからカラーテレビへと移り変わる時代のキャラクターたちです。

ブーフーウーなどの黎明期キャラクター

初代人形劇は、1960年から放送された「ブーフーウー」です。オオカミに家を吹き飛ばされた3匹のこぶたの兄弟が、新しい家を探して旅をする物語は、当時の子どもたちから人気を集めました。


テレビ創成期を代表する着ぐるみ人形劇として、番組初期の人気を支えました。声優陣には黒柳徹子さんや大山のぶ代さんなど、のちに広く知られるようになった方々が参加していました。

ダットくん・ジャブジャブ山などの時代

「ブーフーウー」の後も、「ダットくん」や「とんちんこぼうず」、「とんでけブッチー」といった個性豊かなキャラクターたちが登場しました。

特に「とんでけブッチー」では、ぬいぐるみのキャラクターたちが絵本の中の世界を冒険するという設定が特徴でした。この頃から、人形劇は番組に欠かせないコーナーとして定着していきました。

1980~1990年代のキャラクター

今の30代~40代のママ・パパ世代にとって、思い出深いキャラクターたちが活躍した時代です。

にこにこ、ぷん~ドレミファどーなっつ!

1982年から10年以上にわたって放送された「にこにこ、ぷん」は、長期にわたり人気を博した人形劇です。

ふくろこうじ・じゃじゃ丸、ふぉるてしも・ぴっころ、ぽろり・カジリアッチⅢ世という、個性あふれる3人のキャラクターが繰り広げる物語は、多くの子どもたちに親しまれました。その後を引き継いだ「ドレミファ・どーなっつ!」も、みど・ふぁど・れっしー・空男という元気なキャラクターたちが登場しました。

ぐ~チョコランタンなどの人気作品

2000年代に入ると、「ぐ~チョコランタン」が登場します。スプー、アネム、ズズ、ジャコビという4人のキャラクターが、チョコランタンの町で繰り広げる日常を描いた物語です。個性的なキャラクターと親しみやすい歌で、平成生まれの子どもたちに広く知られました。

2000年代以降のキャラクター

記憶に新しい、平成後期から現在にかけて登場したキャラクターたちを見ていきましょう。

モノランモノランからガラピコぷ~まで

「ぐ~チョコランタン」の後番組として「モノランモノラン」がスタートし、その後「ポコポッテイト」へと続きます。

そして2016年からは、しずく星を舞台にした「ガラピコぷ~」が放送されました。好奇心旺盛なチョロミー、心優しいムームー、そして惑星探査用ロボットのガラピコというユニークな3人組の物語は、2016年4月から2022年3月までの6年間にわたって放送されました。【出典:NHK公式Facebook】

最新のファンターネ!と登場人物

2022年4月から始まったのが、現在放送中の「ファンターネ!」です。舞台は、様々な種族が暮らすファンターネ島。カッパの女の子みもも、ひょうたんの子どもやころ、ライオンの男の子ルチータという、見た目も性格も違う3人が、お互いの個性を認め合いながら成長していく物語です。「可能性と多様性」をテーマにしたストーリーが描かれています。【出典:NHKエンタープライズ公式】

歴代キャラクター一覧表と登場年

歴代の人形劇を、放送された期間とともに一覧でご紹介します。【出典:すくコム(NHKエデュケーショナル)】

人形劇タイトル

放送期間

初代

ブーフーウー

1960年 - 1967年

2代目

ダットくん

1967年 - 1969年

3代目

とんちんこぼうず

1969年 - 1971年

4代目

とんでけブッチー

1971年 - 1974年

5代目

うごけぼくのえ

1974年 - 1976年

6代目

ゴロンタ劇場

1977年 - 1979年

7代目

ブンブンたいむ

1979年 - 1982年

8代目

にこにこ、ぷん

1982年 - 1992年

9代目

ドレミファ・どーなっつ!

1992年 - 2000年

10代目

ぐ~チョコランタン

2000年 - 2009年

11代目

モノランモノラン

2009年 - 2011年

12代目

ポコポッテイト

2011年 - 2016年

13代目

ガラピコぷ~

2016年 - 2022年

14代目

ファンターネ!

2022年 - 現在

人形劇・キャラクターが果たす役割

「おかあさんといっしょ」の人形劇は、楽しさだけでなく、子どもたちの心の成長にとって大切な役割を担っています。

物語を通して、友達と協力することの大切さや、相手を思いやる気持ちなどを伝えています。個性豊かなキャラクターたちのやりとりを見ることで、社会性やコミュニケーション能力を育むきっかけにもなり得ます。子どもたちが自分自身をキャラクターに重ね合わせ、感情移入しながら物語を楽しむことで、豊かな情操が育まれていきます。

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おかあさんといっしょの人気曲とエンディングテーマ

番組を彩る数々の名曲たち。親子で口ずさんだ思い出の歌も多いのではないでしょうか。ここでは、特に人気の高い楽曲や、印象的なエンディングテーマをご紹介します。

歴代エンディングテーマ一覧

番組の終わりを告げるエンディングテーマは、その時代を象徴する曲ばかりです。「さよならマーチ」や「ドレミファれっしゃ」、「スプラッピ・スプラッパ」など、タイトルを聞くだけでメロディーが思い浮かぶ方も多いでしょう。

そして、小野あつこお姉さんと花田ゆういちろうお兄さんの時代から親しまれた「べるがなる」、現在の「きんらきら ぽん」まで、子どもたちの1日の終わりに優しく寄り添ってきました。【出典:すくコム/NHK-EP】

  • さよならマーチ

  • ドレミファれっしゃ

  • スプラッピ・スプラッパ

  • あしたてんきにな~れ!

  • べるがなる

  • きんらきら ぽん(現在)

子供に人気の歌ランキング

「おかあさんといっしょ」からは、数えきれないほどの人気曲が生まれています。中でも世代を超えて歌い継がれているのが、「ぼよよん行進曲」や「ありがとうの花」、「にじのむこうに」などです。

これらの曲は、つらい時に元気を与えてくれたり、感謝の気持ちを思い出させてくれたりと、子どもだけでなく大人の心にも響く楽曲として知られています。最近の曲では、「ようかいしりとり」や「はらぺこカマキリ」なども、ユニークな歌詞と楽しいメロディーで子どもたちに人気です。

歌詞に込められたメッセージ

番組の歌の魅力は、キャッチーなメロディーだけではありません。その歌詞には、子どもたちの健やかな成長を願う、温かいメッセージが込められています。

友達と仲良くすること、夢を持つことの素晴らしさ、自然の美しさ、家族への感謝など、生きていく上で大切なことを、歌を通して伝えているのです。「ぼよよん行進曲」のように、困難を乗り越える勇気を与えてくれる歌は、親子で一緒に歌うことで、きっと大きな力になるでしょう。

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おかあさんといっしょの歴代出演者年表

60年以上の歴史を持つ番組だからこそ、出演者の移り変わりも気になりますよね。ここでは、歴代の出演者を振り返り、その活躍をご紹介します。

主要出演者の年表・一覧

「おかあさんといっしょ」は、歌のお兄さん・お姉さん、体操のお兄さん・お姉さんという4人のメインキャストを中心に構成されています。時代によって様々な組み合わせがあり、それぞれのコンビが独自の魅力で番組を盛り上げてきました。

例えば、坂田おさむお兄さんと神崎ゆう子お姉さんのコンビや、速水けんたろうお兄さんと茂森あゆみお姉さんの「だんご3兄弟」コンビは、多くの人の記憶に残っています。

近年では、横山だいすけお兄さんと三谷たくみお姉さんのコンビが長期間務め、高い人気を得ました。

世代別に見る出演者の移り変わり

ママやパパが子どもの頃に見ていたのは、どのお兄さん・お姉さんでしたか? 「にこにこ、ぷん」世代なら、坂田おさむお兄さんや森みゆきお姉さんかもしれません。

「ぐ~チョコランタン」を見て育った世代なら、杉田あきひろお兄さん、つのだりょうこお姉さん、そして今井ゆうぞうお兄さん、はいだしょうこお姉さんの時代でしょう。

そして、お子さんと一緒に見始めたのが、横山だいすけお兄さん、小野あつこお姉さんの頃という方も多いのではないでしょうか。時代ごとに、それぞれの思い出のお兄さん・お姉さんがいるのも、この番組の特徴です。

出演者の卒業後の活躍

番組を卒業したお兄さん・お姉さんたちは、その後も様々な分野で活躍しています。例えば、はいだしょうこさんは、その歌声を生かして歌手やミュージカル女優として活動する一方、バラエティ番組でも活躍しています。

横山だいすけさんも、歌手活動や俳優としてドラマに出演するなど、活動の幅を広げています。
また、佐藤弘道さんや小林よしひささんのように、体操のお兄さんとしての経験を活かし、子どもの運動指導に関わる方も多くいます。卒業後も、それぞれの道で輝き続けている姿は嬉しいものですね。

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おかあさんといっしょを見る方法・配信情報

「番組を見逃してしまった!」「昔の回をもう一度見たい!」そんな時に便利な視聴方法をご紹介します。

テレビでの放送時間とチャンネル

「おかあさんといっしょ」は、NHK Eテレ(教育テレビ)で放送されています。

現在の放送時間は、平日の朝と夕方の2回です。お子さんの生活リズムに合わせて、視聴しやすい時間を選べるのが嬉しいですね。

曜日

チャンネル

放送時間

月曜日~金曜日

NHK Eテレ

午前7:45~8:09
午後6:00~6:24(再放送)

土曜日

NHK Eテレ

午前7:45~8:09
午後5:00~5:24(再放送)

見逃し配信・動画サービス

うっかり番組を見逃してしまった場合でも、心配いりません。「NHKプラス」に登録すれば、放送後1週間は見逃し配信を視聴できます(※NHKの受信契約をしている方が対象で、追加の負担はありません)。

また、「U-NEXT」や「Amazonプライム・ビデオ」などの動画配信サービスでは、主に「NHKオンデマンド」や「NHKこどもパーク」などのチャンネルを通じて関連作品が配信されることがあります(※配信内容や無料体験の有無は時期により異なります/チャンネルは別料金)。

サービス名

特徴

無料期間

NHKプラス

放送後1週間の見逃し配信(受信契約者向け/追加負担なし)

-

U-NEXT

「NHKオンデマンド」経由で関連作を配信(有料/配信は時期により変動)

実施有無は時期により異なる

Amazonプライム・ビデオ

Prime Videoチャンネル「NHKオンデマンド」「NHKこどもパーク」等で配信(別料金)

実施有無は時期により異なる

過去の回・DVDやCDの入手方法

お気に入りの歌やコーナーを繰り返し楽しみたい場合は、DVDやCDがおすすめです。毎月の歌をまとめたベスト盤や、ファミリーコンサートの様子を収録したDVDなどが、毎年発売されています。

これらの商品は、お近くのCD・DVDショップや、Amazonなどのオンラインストアで購入できます。また、レンタルショップで過去の作品を借りることもできるので、ぜひチェックしてみてください。

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おかあさんといっしょ 歴代に関するよくある質問

ここでは、「おかあさんといっしょ」の歴代出演者などに関して、多くの方が疑問に思う点にお答えします。

歌のお姉さんの任期はどのくらい?

歌のお姉さんの任期に明確な決まりはありませんが、歴代を見ると、短い方で2年、長い方では三谷たくみさんのように8年間務めた方もいるなど、任期には幅があります。お子さんたちの成長に合わせて、お姉さんも次の世代へとバトンタッチしていくのですね。

体操のお兄さんやお姉さんが交代する理由は?

体操のお兄さんやお姉さんが交代する理由も、公式に発表されるわけではありません。一般的には、ご本人のライフステージの変化や、新しい夢への挑戦などが考えられます。体操のお兄さんは特に在任期間が長い傾向にあり、小林よしひささんは歴代最長の14年間も務め上げました。交代は寂しいですが、卒業後の新たな活躍を応援したいですね。

歴代キャラクターは何年ごとに変わる?

人形劇のキャラクターも、交代の周期は決まっていません。過去の例を見ると、「にこにこ、ぷん」のように約10年続いたものもあれば、「モノランモノラン」のように2年で終了したものもあります。だいたい数年で新しいキャラクターに交代することが多いようです。物語の区切りや、時代の子どもたちに合わせたテーマ設定などが、交代のきっかけになっているのかもしれません。

出演者が卒業後に何をしているの?

卒業後の進路は様々ですが、多くの方が番組での経験を活かして芸能界で活動を続けています。歌手、俳優、タレント、声優など、その活躍の場は多岐にわたります。また、子ども向けのイベントに出演したり、自身のYouTubeチャンネルを開設したりする方もいます。番組で培った子どもたちからの人気や信頼を元に、新たなステージで輝き続けています。

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おかあさんといっしょ 歴代まとめ

この記事では、「おかあさんといっしょ」の歴代のお兄さん、お姉さん、そしてキャラクターの歴史を詳しくご紹介しました。60年以上にわたり、番組は時代の子どもたちとその家族に寄り添い、数えきれないほどの笑顔と感動を届けてきました。

あなたが子どもの頃に親しんだお兄さんやお姉さん、夢中になった人形劇のキャラクターが、きっと見つかったのではないでしょうか。そして、今お子さんと一緒に見ている番組の歴史を知ることで、より一層「おかあさんといっしょ」の魅力を感じられたことと思います。

番組で歌われる歌は、親から子へと歌い継がれ、世代を超えた家族の絆を深めるきっかけにもなります。懐かしい思い出に浸るだけでなく、この記事が、お子さんとの会話のきっかけとなり、毎日のおうち時間がもっと豊かで楽しいものになる手助けとなれば幸いです。これからも「おかあさんといっしょ」が、未来の子どもたちの健やかな成長を見守り続けてくれることを願いましょう。

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《シネマカフェ編集部》
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