【インタビュー】水上恒司×木戸大聖×綱啓永×JUNON　未来を担う彼らが今「守りたいもの」

「これだけは守りたい」と思っていることは？

――本作は、新たな不良映画の金字塔となるような作品で、「守る」というのが一つのテーマでありキーだと思います。皆さんが「これだけは守りたい」と思っていること・もの・信念・人など、それぞれ教えてください。

水上：僕はまずは周りの一番近くにいる仲間たち、家族を守ることを考えたいです。次の外側のサークルの中にいるのは、座組みのスタッフさんたちです。やっぱり自分と関わっている以上、その人たちのことを守るというか、幸せにしたいので。

――幸せにするために何か具体的にやられたこと、心がけたことなど、今回の現場でありますか？

水上：僕ができることは一所（いっしょ）懸命で芝居をやるしかないと思っています。それで結果を出して、少しでも自分の芝居で価値を上げていくことしかできないので。それをやるしかないですし、今回の作品でもやってきました。

木戸：僕は「こと」になるんですが、好奇心や興味をなくしたくない、守りたいと思っています。自分がこの世界に興味を持ったのは、お芝居や映画、ドラマが好きなところからでした。今その世界に身を置いていますが、捨てちゃダメだなと。初心みたいなことですけど、最初に持っていた好奇心や興味は腐らず持ち続けて、今後も仕事をしていきたいです。

――日々お忙しくなってくると、忘れてしまいそうになる瞬間もあるんでしょうか？

木戸：もちろんそうならないように心がけていますけど、もしかしたら無意識でこなしちゃったりするのかもしれません。くるものを消費していくことに精一杯になっちゃうと、やはりそこに出てくるもののパフォーマンスの精度は100%に到達しないので。そうならないように、常日頃意識はしています。

綱：僕は、感謝の気持ちです。「ありがとう」と「ごめんなさい」を言える人間になりたいです。

水上：なり、たい!?

木戸：なれて、ない!?

JUNON：（笑）。

水上：これから守りたい！みたいな感じ？

綱：今自分がそれを大事にしてるから、これからも守り続けたい！

木戸：意識からだね。

綱：そう、それを変えずにいたいです。

――最後にJUNONさん、お願いします。

JUNON：僕は今身の回りの人もそうですし、今置かれている環境を守りたいと思います。本当に日々いろいろなことで成長できていますし、自分のグループ（BE:FIRST）のことで言うと、ワールドツアーに行って次の目標も立てられて、日々精進できているんです。今のこの環境が幸せなので、守りたいと思います。

――この環境がなくなったらどうしようなどでなく、幸せだから守りたいというお話ですね。

JUNON：自分は芸能界に入ってアーティストになって、今4年目なんです。その前は別に目指していたわけでもなかったので、本当に急に人生が変わりました。だからこそ今の幸せをすごく感じるというか。決して元々が悪かったわけじゃないですけど、今が幸せというのははっきりわかるので。なくなったらどうしようとは思いませんけど、今の環境を継続していければ、と思っています。