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“裸で世界へ抗った”フェミニスト活動団体「FEMEN」創設者オクサナ・シャチコの半生描く『OXANA/裸の革命家・オクサナ』

フェミニスト活動団体「FEMEN」創設者オクサナ・シャチコの実話に基づく映画『OXANA/裸の革命家・オクサナ』が5月22日(金)より公開されることが決定した。

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『OXANA/裸の革命家・オクサナ』© 2024 - Rectangle Productions - 2.4.7. Films - Hero Squared - France 3 Cinéma - Tabor Ltd
『OXANA/裸の革命家・オクサナ』© 2024 - Rectangle Productions - 2.4.7. Films - Hero Squared - France 3 Cinéma - Tabor Ltd
  • 『OXANA/裸の革命家・オクサナ』© 2024 - Rectangle Productions - 2.4.7. Films - Hero Squared - France 3 Cinéma - Tabor Ltd

フェミニスト活動団体「FEMEN」創設者オクサナ・シャチコの実話に基づく映画『OXANA/裸の革命家・オクサナ』が5月22日(金)より公開されることが決定した。

本作は2008年のウクライナを舞台に、21世紀で最もセンセーショナルなフェミニスト活動団体「FEMEN」を創設し、情熱と芸術を武器に自由と平和を求めて世界へ抗ったオクサナ・シャチコの壮絶な人生を描く作品である。わずか31年という短い生涯を闘いに捧げたひとりの革命家の人生に着想を得て生まれた。

2002年、ウクライナ西部フメリニツキー。オクサナはアルコール依存症の父とそれを献身的に支える母と暮らし、イコン画を描いて家計を支えていたが、教会からの不当な扱いや男尊女卑が根深い社会の理不尽に耐えきれず、家を飛び出す。

2008年、街頭討論で出会った仲間たちとともにフェミニスト活動団体「FEMEN」を結成。医療過誤による女性患者の死への抗議を皮切りに活動を拡大させる。2009年、首都キーウでセックスツーリズム撲滅を訴える中、オクサナは注目を集めるため上半身を脱ぎ、身体を「戦闘服」として使う表現にたどり着く。

やがて活動は国境を越え、2011年にはベラルーシ・ミンスクでアレクサンドル・ルカシェンコ政権に抗議し拘束と拷問を受け、モスクワではウラジーミル・プーチンへの抗議で重傷を負う。FEMENへの監視と弾圧が激化するなか、オクサナは政治難民としてパリへ逃れる決断を迫られていく…。

メガホンを取ったのは、フランスの新鋭シャルレーヌ・ファヴィエ。長編デビュー作『スラローム 少女の凍てつく心』では、スキークラブに所属する15歳の女子高校生とコーチの支配と従属の関係を緻密に描き出し、スポーツ界における性暴力の実態を暴くポスト#MeToo映画と呼ぶべき作品で第73回カンヌ国際映画祭選出、第47回セザール賞二部門にノミネートされるなど国際的に高い評価を得た。

『スラローム』に続き、本作でも権力による身体的・精神的支配、あるいは女性が家父長制社会において被りうるトラウマ的経験、芸術と個人的信念の交差性など、共通するテーマが作品を貫く。

主人公オクサナを演じたのは、本作が初主演映画となったウクライナ出身のアルビーナ・コルジ。ロシアによるウクライナ侵攻のなか、Zoomでのオーディションを通して見事抜擢された。

停電やミサイル警報でオーディションが中断されることもある困難な状況のなかでも、ウクライナ俳優の起用にこだわり続けた監督のキャスティングは、映画に一層の真実味を与え、説得力をもたらしている。

オクサナを単に英雄としてではなく、迷い、傷つき、立ち上がり続けた“ひとりの人間”として描き、芸術と抵抗のあいだで生きた彼女の軌跡をとおして、自由とは何か、闘うとはどういうことかを観る者に問いかける、いまの時代にこそ観るべき作品となっている。

『OXANA/裸の革命家・オクサナ』は5月22日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国にて公開。


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《シネマカフェ編集部》

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