歴史歪曲論争により深刻な状況に陥っているドラマ『21世紀の大君夫人』が、作品の廃止を求める国民請願にまで及んでいる。
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5月22日、国会の国民同意請願掲示板に『21世紀の大君夫人』の廃止を要求する請願が掲載された。
請願者は「明白な時代考証の誤りと、特定国家による東北工程(文化工程)の意図が色濃く感じられる演出が継続的に露出され、国民の怒りを買っている」とし、国格および称号の歪曲、外来文化の無分別な借用、国家象徴としての衣装の誤りなどを主な歪曲・論争事項として指摘した。
続けて、「制作陣は批判が起こると、音声や字幕を事後修正するという立場文だけを発表したまま、放送を強行しています。しかし、KコンテンツがグローバルOTTプラットフォームを通じて世界中へリアルタイムで拡散しているなか、これは“牛を失ってから牛舎を直す”ようなものであり、周辺国による歴史・文化侵奪の試みに明白な口実を与える“売国的演出”です。現行放送法第5条(放送の公共性・公正性)によれば、放送は民族の主体性を高め、国民情緒を正しく涵養しなければなりません。国民の資産である電波とメディアプラットフォームを利用して国家アイデンティティを損なうコンテンツに対し、単なる懲戒や字幕修正だけで免罪符を与えてはなりません。過去に歴史歪曲を理由に放送中止となった前例と同様に、本ドラマも即刻廃棄されるべきです」と述べた。
この請願の締切日は6月21日で、30日以内に5万人の同意を得れば、所管常任委員会に付託される。24日午前10時時点で約2万6千人が同意しており、わずか2日で53%を達成した。

『21世紀の大君夫人』は、第11話でイアン大君(演者ピョン・ウソク)が即位式において「九旒冕冠」を着用し、参列者たちが「千歳(チョンセ)」と叫んだことが問題となった。
放送直後、視聴者たちはこの場面が「朝鮮はかつて中国の冊封国(属国)だった」という中国側の歴史歪曲主張、いわゆる「東北工程」に正当性を与え、その口実になり得る重大な誤りだとして強く批判。
論争が拡大すると制作陣は謝罪し、再放送やOTT・VODサービスなどでは、問題となった「千歳」の部分を無音処理し、字幕も削除した。
さらに、監督と脚本家、主演俳優のビョン・ウソクとIUも今回の事態について謝罪しているが、批判が収まる気配がない。
(記事提供=OSEN)
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