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第79回カンヌ国際映画祭閉幕 審査員長パク・チャヌクがジョーク「私はまだパルムドールをもらっていない」

23日(現地時間)、第79回カンヌ国際映画祭が閉幕した。パルムドールに輝いたのは、クリスティアン・ムンジウ監督、セバスチャン・スタン&レナーテ・レインスヴェ主演の『Fjord』だった。

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パク・チャヌク監督(ヴェネチア国際映画祭レッドカーペット)Photo by Elisabetta A. Villa/Getty Images
パク・チャヌク監督(ヴェネチア国際映画祭レッドカーペット)Photo by Elisabetta A. Villa/Getty Images
  • パク・チャヌク監督(ヴェネチア国際映画祭レッドカーペット)Photo by Elisabetta A. Villa/Getty Images
  • レナーテ・レインスヴェ Photo by Cindy Ord/VF26/Getty Images for Vanity Fair
  • セバスチャン・スタン Photo by Frazer HarrisonWireImage
  • 濱口竜介 Photo by Andreas Rentz/Getty Images

23日(現地時間)、第79回カンヌ国際映画祭が閉幕した。パルムドールに輝いたのは、クリスティアン・ムンジウ監督、セバスチャン・スタン&レナーテ・レインスヴェ主演の『Fjord』だった。

パルムドールに次ぐ賞であるグランプリには、アンドレイ・ズビャギンツェフ監督の『Minotaur』が選ばれた

審査員賞はヴァレスカ・グリーゼバッハ監督の『The Dreamed Adventure』。監督賞は『The Black Ball』のハビエル・カルヴォ&ハビエル・アンブロッシ、『Fatherland』のパヴェウ・パヴリコフスキ、脚本賞は『A Man of His Time』のエマニュエル・マールが受賞。

女優賞は、濱口竜介監督の『急に具合が悪くなる』のヴィルジニー・エフィラと岡本多緒、男優賞は、ルーカス・ドン監督の『Coward』のエマニュエル・マッキアとヴァレンティン・カンパーニュがそれぞれW受賞した。

今年のカンヌ国際映画祭では、パク・チャヌクが審査員長を務めた。記者会見でパク・チャヌクは「本当のところ、どの作品にもパルムドールは与えたくありませんでした。だって、私自身がまだもらったことのない賞ですから。でも、“No Other Choice(仕方ない)”でしょう」とジョークを交えてコメント。報道陣を笑わせ、インターネット上でも「今回のカンヌで一番面白かったジョーク」と話題になっている。なお、“No Other Choice”は、昨年から今年にかけての賞レースでも注目された自身の監督作『しあわせな選択』の英題でもある。

パク・チャヌク監督作は、これまでに『オールド・ボーイ』『渇き』『お嬢さん』『別れる決心』がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出されたものの、まだパルムドールは受賞していない。映画ファンからは「そういえばパク・チャヌクってまだパルムドールを獲っていないんだ」「このジョークが一番パク・チャヌクらしい」「いつか本人が受賞するところを見たい」といった声も上がっている。

《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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