杉咲花と多部未華子が初共演で主演を務める、海野つなみ原作ドラマ「クロエマ」。この度、特別インタビュー映像が公開された。
本作は、「1122 いいふうふ」で話題になった今泉力哉監督×今泉かおり脚本のタッグで贈る、占いの店を中心に起こる謎と、対照的な2人の仲良くならないのに心地いい関係を描く物語。

今回の映像は、恋も仕事も家も一度に失ったエマ役の杉咲、謎めいた資産家・クロエ役の多部、そして、純喫茶パリのマスターで、クロエの良き理解者“シモン”こと下門賢志郎役の岩瀬洋志が、役に込めた思いや初共演について語るインタビュー。
杉咲は「なかなか掴みどころがない人物なので、どう演じたらいいのかをとても悩みました」と撮影前の思いを吐露し、多部は「クロエはポロッと本心をこぼしたり、愛嬌がないようにみえて実はあるキャラクターで、“人間らしさ“が可愛らしくてやってみたいと思いました」と印象を明かす。岩瀬は「シモンはなるべくモテたくないタイプで、なるべく目立たないように、姿勢・佇まいを意識していました」と独特なアプローチを語った。
今回、初共演となった3人。「エマの空気が読めないところや、"ん?"と思うような独特なキャラクターを、さらっと嫌味なく演じられているところがすごい」(多部)、「二人とも“本当にこんな人いるのかな?”と笑ってしまうような役どころだけれど、どこか人間味が滲んでいて、役として佇む二人と一緒にやらせていただくことに不思議な心地よさがあった」(杉咲)、「お二人とのシーンが多かったんですけど、お芝居のことでもそれ以外のところでもサポートしていただいてとても“優しいな“と思った」(岩瀬)とそれぞれ印象を述べる。

また、劇中に登場する食べ物について、杉咲が「作っている様子や出来上がったものを見ているだけでワクワクするものがたくさん出てきました。悩み、苦しみ、楽しさといった感情は、食べ物があることで2倍に膨らむ。"腹落ち"という言葉がまさにぴったりで、その時の感情を噛み砕いて腹に落とすことで、もう一度味わいが生まれる――そういったことを強く感じる撮影でした」とコメント。登場人物たちの心情とリンクする食の描写にも注目のようだ。
一方、多部は「占いのシーンは本当に辛かった」と笑顔。撮影にあたっては、20枚ものクロニクルカードを全て暗記して臨んだという。「毎日誰かを占うスケジュールは辛かったですが、クロニクルカードを投げるシーンについて"原作に忠実に再現されていた"と言っていただけて、それだけで"よかった!"と思えました」と安堵。

そして、パフェ作りの名手でもあるシモン。岩瀬は「パフェを説明するシーンは、人生で初めてというくらい長いセリフでした。絶対に間違えられない状況だったので、とても緊張しました」と大きなプレッシャーの中、撮影に臨んだことを回顧した。
<ストーリー>
恋も仕事も家も一度に失った30歳のエマは、謎めいた資産家の女性・クロエの屋敷に辿り着く。ふたりはひょんなことから同居生活を始め、占いの店を開くことに。店を訪れるのは様々な悩みを抱えた人々だが、語られる相談の裏には、別の事情や本当の問題が隠れているようで、エマとクロエは占いを手がかりに、その正体を探り当てていく。
全てが明快に解決するわけではない中で、対照的なふたりの関係もまた、少しずつかたちを変えていく。解けたり解けなかったりする謎の数々とふたりの関係を描く甘くてちょっとダークな占いミステリー。家族でもない、友達でもない、それでも一緒にいてなぜだか心地がいい。ちょっぴり変なふたりがたどり着く物語の結末とは――。
「クロエマ」は6月12日より毎週金曜日3週にわたりPrime Videoにて配信(全5話)。
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