7月期の木曜劇場は、内田有紀と寺西拓人が主演する「ラストノート」を放送。大人の純愛ドラマを描く。
香料会社の営業部で働く主人公・一瀬葵(内田有紀)は、様々なことを経験していくうちに、あらゆることにしがみつくことをやめ、「これ以上、変化もサプライズもいらない」と、現状維持の日常を送っていた。そんなとき、親友に起こったトラブルをきっかけに、夢を諦めてしまった樋口澄晴(寺西拓人)と出会う。澄晴は、厳しい周囲の環境に打ちのめされた暗い過去があり、自分の本当の思いにフタをし、流れのままに人生を生きていた。
そして、いまの人生を受け入れていたはずの2人が、お互いの本当の思いに触れあったとき、隠しきれない本音や、諦めきれない思いがあふれていく。それがまるで香水の最後に香る余韻“ラストノート”のように、お互いの心に溶け合い、運命を変えていく――。
本作は、環境も積み重ねてきた人生も全く違う、交わるはずのなかった歳の差の男女が静かに惹かれあい、やがて人生で最も激しい恋へと導かれていく姿を描く純愛ドラマ。本作を手がけるのは「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」や、「あなたがしてくれなくても」、「わたしの宝物」などをプロデュースし、女性のリアルな愛憎を描く作風に定評のある三竿玲子プロデューサー。「復讐の未亡人」「夫よ、死んでくれないか」の的場友見が脚本を担当する。
夢を諦め、現状維持の日常を送る葵を演じる内田は、フジテレビ系連続ドラマの主演は「翼をください!」(’96)以来。「助演として作品を支えることに集中したい」という内田の思いがあったそうだが、年齢を重ねた女性のリアルな心情を描く本作の主人公を、「内田有紀さん以外考えられない」というプロデューサーからの熱烈なオファーを受け、今回主演を務めることに。
内田は「この年齢でラブストーリーを演じるということは、私にとっては挑戦だと思っています。若い頃にラブストーリーは経験させていただいているのですが、しばらくの間携わってきませんでした。今この年齢になっての、リアリティのあるお芝居や表現ができたらという挑戦でもあります。この作品には歳の差という要素もあるので、好きになる、好きにならないだけの話ではなく、そこには人生観も組み込まれていて、なぜ相手を好きになるのか?というプロセスが、20代や30代のラブストーリーとは全く異なってくると思います。そこを丁寧に演じたいですし、私は助演として作品を支えることにしばらく集中してきたので、今回はまっすぐ皆さんに届けられるように、作品を作っていきたいです」と思いを語った。
一方で寺西は、今回が民放連続ドラマ初主演。夢を諦め、現実に打ちのめされた澄晴を演じる寺西は、オーディション番組を経て「timelesz」に加入。俳優としては加入前から舞台に出演し、近年では『天文館探偵物語』への出演も記憶に新しい。
寺西は「今回、初めて民放連ドラに主演させていただくので、いろいろな面で緊張があります。ですが、台本を読んで、すごく続きが気になる作品ですし、自分にフタをしてしまっている人ってたくさんいると思うので、そういった方々の背中を押せるような作品にできたらと思います」と意気込んだ。
またお互いの印象については、「すごくナチュラルに、飾らないでいてくださるので、素直に表現ができますし、何より見せ方を一緒に考えてくれるので、もうチームワークができている感じがします。プロフェッショナルに向き合ってくださるし、とても愛情のある方だと思います」(内田)、「本当に気さくに話しかけてくださる方です。初めは緊張していましたが、内田さんが飾らないでいてくださるおかげで、僕も飾らないでいようと思えたので、とても感謝しています」(寺西)とコメントしている。
合わせて、和やかなデートを楽しむ葵と澄晴、自然体な姿をのぞき見しているようなティザービジュアルも公開された。
「ラストノート」は7月9日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。

