テレビ東京で6月より絶賛放送中のロマンス時代劇『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』。今回は、10年ぶりの時代劇復帰で圧巻の存在感を放ち、ヒロインを命がけで守り抜く主人公イ・ジャンヒョンを演じる名優ナムグン・ミンのインタビューをお届け。彼が語るキャラクターの変化と、徹底した役作りの舞台裏に迫る。
愛に悲観的だった男が一人の女性のためにすべてを
本作は、丙子の乱(清が朝鮮に侵略し、制圧して服属させた戦争)の激動の中、出会いと別れを繰り返す恋人たちの切ない運命を描く。
ナムグン・ミン演じるイ・ジャンヒョンは、知性と男性美、そして一人の女性だけを見つめる純情を兼ね備えた、まさに“完璧な男性主人公”だ。
しかし、物語の始まりにおいて、彼は決して熱いロマンチストではなかった。ジャンヒョンという人物について、ナムグン・ミンはこう説明する。

「イ・ジャンヒョンは愛に対して非常に悲観的な人物だ。愛はいたずらのように面白いかもしれないし、一瞬で失ってしまうかもしれないと思っている。そんな彼がユ・ギルチェ(演者アン・ウンジン)に出会って変わっていく過程が、視聴者の方々に興味深く映ると思う」
実際、劇中では戦乱という極限状態の中でジャンヒョンの“変化”がはっきりと形を現し始める。
「例えば、利益にならないところには目もくれなかった彼が、ギルチェのために、ギルチェによって損をしながらも行動する過程がまさにそうだ。その過程で変化し成長していくのが、ジャンヒョンの最大の魅力だと思う」
10年ぶりの時代劇に注いだ緻密な努力
ジャンヒョンという最高のキャラクターにリアリティを吹き込むため、ナムグン・ミンは外見から内面まで徹底的なアプローチを試みたという。
「今まで色々なキャラクターを演じてきて大事に思う部分の1つが、そのキャラクターに合う顔とスタイルを作ることだ。外見からキャラクターに合わせれば演技にも集中できるほうなので、今回もすごく気を遣っている。また、10年ぶりの時代劇なので話し方や雰囲気、行動が不慣れに感じられ、色々なポイントを僕だけのやり方で合わせていく努力をした」
これまで数々のヒット作を牽引し、“確かな演技力の代名詞”として絶大な信頼を集めるナムグン・ミン。彼が10年ぶりの時代劇で魅せるきめ細やかで熱い演技は、緊迫した展開の中でさらなる輝きを放つはずだ。戦火の中で育まれる2人の切ないロマンスから、ますます目が離せない。
(記事提供=OSEN)


