6月5日よりNetflixで配信中の韓国ドラマ『鉄槌教師』(原題:참교육)。原作ウェブトゥーンも大人気の本作だが、その中でも教権保護局に所属する天才事務官であるボン・グンデを演じるBlock BのP.Oことピョ・ジフンのことが気になっている方が多いのではないだろうか。原作ウェブトゥーンには登場しない、ドラマ版ならではのオリジナルキャラクターだが、教師たちの権利を守るため、さまざまな事件に立ち向かっていく姿に胸を打たれる。
【関連】『鉄槌教師』で好演のピョ・ジフン、済州島で交通事故も「軽傷で撮影に支障なし」
『グッド・パートナー~離婚のお悩み解決します~』の新人弁護士役や、『ホテルデルーナ~月明かりの恋記~』のホテルフロントマン役など、近年では俳優としての活動が広く知られている彼だが、実はアイドルとしても大活躍していた。第二世代アイドルが青春時代真っ盛りだった筆者にとっては、彼は俳優というよりアイドルとしてのイメージが強い。そこで今回は、アイドル・P.Oとしての彼の姿そして、Block Bにフォーカスしていきたいと思う。
【まずは、所属するBlock Bについて】
「Blockbuster(=大旋風を巻き起こすもの)」を名前の由来に持つ、韓国発の7人組ボーイズグループ。2011年4月にシングル『Do U Wanna B?』で韓国デビューを果たした。
デビュー当初からメンバーが楽曲制作に携わるセルフプロデュース型のグループとして活動。ジコを中心に、メンバー自身が作詞・作曲やプロデュースを手掛け、時代を切り取った歌詞と中毒性のあるサウンド、個性豊かなパフォーマンスで存在感を発揮してきた。
端正なルックスとは裏腹に、ユーモアたっぷりのトークやいたずら好きな一面も彼らの魅力。元祖・ビーグルドル(ビーグル犬のようにいたずら好きなアイドル)との呼び声も高い。型破りな言動から「悪ガキ」と称されることも。日本では2015年1月に『Very Good(Japanese Version)』でデビュー。同年から日本での活動も本格化し、2016年10月には日本初のアルバムをリリースした。
【メンバーの基本プロフィールも紹介】

P.O 本名:ピョ・ジフン
・生年月日:1993年2月2日
・ポジション:ラップ
・グループの中では一番年下のマンネ(末っ子)で、愛されキャラ!
ZICO(ジコ) 生年月日:1992年9月14日
・ポジション:リーダー、作詞、作曲、プロデュース、ラップ
・自主制作アイドルとして活躍していた彼も、現在BOYNEXTDOORのメインプロデューサー
JAEHYO(ジェヒョ) 生年月日:1990年12月23日
・ポジション:サブボーカル
B-BOMB(ビボム) 生年月日:1990年12月14日
・ポジション:サブボーカル、ダンス
TAEIL(テイル) 生年月日:1990年9月24日
・ポジション:メインボーカル
ParkKyung(パクキョン) 生年月日:1992年7月8日
・ポジション:作詞、ラップ
U-KWON(ユグォン) 生年月日:1992年4月9日
・ポジション:サブボーカル、ダンス
【P.Oのハスキーラップが光るBlock Bの楽曲】

『H.E.R』や『Yesterday』など、多くの人に愛されたポップなナンバーももちろん魅力的。けれど、やはりP.Oの声がひときわ映えるな、活きているなと感じるのは「THE・悪童」のイメージが強いデビュー初期の楽曲たちだ。特徴的な声の持ち主が多いBlock Bだが、その中でも彼のハイパーハスキー低音ボイスは唯一無二の存在感を放っている。楽曲のここぞというタイミングで、彼のラップが入った瞬間「ああ、これぞブロビの曲だ」と思わせてくれるのだ。
①『NILLILI MAMBO』
正規一集アルバム『BLOCKBUSTER』のタイトル曲。テーマは「海賊」。MVやパフォーマンス時の衣装などユニークなものが多い。メンバーは「一番Block Bらしさが出る楽曲」と語っている。注目すべきP.Oのフレーズはサビに入る部分。悪童コンセプトと彼の低音ラップががっちりハマっている。ぜひ一度聴いてみてほしい。
②『Very Good』
2013年10月2日にリリースされた3rdミニアルバム『Very Good』のタイトル曲。メンバーがお面を被って登場するなど、ステージ上で繰り広げられる予測不能なパフォーマンスが印象的。デビュー初期から打ち出してきた「悪童」のイメージを凝縮したような、Block Bらしさ全開の一曲だ。
そしてこの曲は、Block Bにとってデビュー後初めて音楽番組1位の座をつかんだ記念すべきナンバーでもある。個人的にキリングパートだと思う「벌들아 더 세게 울어 웽웽 (蜂たちよ もっと強く泣け ぶんぶん)무대가 떠나가게 비명 질러 땍땍(ステージが割れるように 悲鳴を上げろ ギャー)아무나 데려 오시고(誰でも連れて来て)마음 내키는 대로 움직여(気の向くままに動け)」はP.Oが担当。テンションを爆上げしたいときにおすすめ!
このほかにも『NalinA』や『Shall We Dance』、『Jackpot』など聴いてほしい楽曲はたくさんある。アイドルとしてもアーティストとしても独自の存在感を持っていたBlock B。これぞK-POPといったものが好きな人にも、最近のK-POPとはまた違った曲が聴きたいという人にもおすすめしたいグループだ。
また、2024年にKBS 2TVの『THE SEASONS-ジコのアーティスト』へ7年ぶりに完全体で出演。YouTubeのコメントランには「ボン・グンデさんの本業を見に来ました」「P.Oはパフォーマンスすべき人。ステージの上のほうが10000000倍カッコいい」など、アイドルP.Oとしての復活を待ち望んでいるコメントも多数あった。番組でカムバックを予告していた彼らだが、まだ実現には至っていない。彼らのタイミングで最高のステージで戻ってきてくれると信じて待ちたいと思う。
(文=豊田 祥子)
■【関連】『鉄槌教師』の教権保護局4人組が来日!10月にスペシャルファンミーティング開催決定!


