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韓国人女優初の国際エミー賞ノミネート!パク・ジヒョンが注目される理由【コラム】

いま、韓国で注目を集めている女優の一人がパク・ジヒョンだ。Netflixシリーズ『ウンジュンとサンヨン』での演技が評価され、2026年9月、国際エミー賞の女優賞にノミネート。

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いま、韓国で注目を集めている女優の一人がパク・ジヒョンだ。Netflixシリーズ『ウンジュンとサンヨン』での演技が評価され、2026年9月、国際エミー賞の女優賞にノミネート。

【関連】『ウンジュンとサンヨン』のパク・ジヒョンが快挙!韓国人女優として初の“国際エミー賞”候補に!

韓国人女優が国際エミー賞の演技部門で候補に選ばれるのは今回が初めてとなる。

(写真提供=OSEN)

『ウンジュンとサンヨン』では、主人公ウンジュン(キム・ゴウン)と長い年月にわたって複雑な関係を築くサンヨンを演じたパク・ジヒョン。20代の大学生から、余命宣告を受けた40代まで、幅広い年代の感情を繊細に表現した。国内ではキム・ゴウンが2026年の「青龍シリーズアワード」で大賞を受賞するなど、作品をめぐって大きな注目を集めた一方、パク・ジヒョンは今回、国際舞台で新たな評価を受けることに。

では、パク・ジヒョンとはどんな女優なのか。これまでの出演作を振り返りながら、作品ごとに異なる表情を見せてきた彼女の魅力に迫る。

パク・ジヒョン、俳優を目指したきっかけは幼少期

1994年11月26日生まれ。幼い頃から俳優に憧れていたという彼女は、姉や弟と一緒に役割遊びをする中で、演じることの楽しさを知ったという。しかし、当時暮らしていたのは江原道(カンウォンド)・春川(チュンチョン)。演技を学ぶための環境が身近になかったこともあり、両親からは「大学に入ってから始めても遅くない」と勧められた。そこで高校時代は学業に打ち込み、春川女子高校を卒業後、韓国外国語大学のスペイン語学科へ進学。TOEICで900点を取るなど、学生時代は勉強にも励んでいた。大学入学後、改めて俳優になる夢を追うことを決意したパク・ジヒョンは、1学期を終えると大学を休学。演技スクールに通い始め、本格的に俳優への道を歩み始めた。

100回以上のオーディションを経て、女優の道へ

演技スクールに通いながらオーディションを受け続け、その数は100回以上ともいわれる。ナムアクターズの新人オーディションを経て所属し、2017年に『王は愛する』で本格的なドラマデビューを果たした。ヒロイン、ウン・サン(イム・ユナ)の侍女であるビヨン役を演じ、女優としての存在を知られるきっかけとなった。

脇役から注目女優へ、作品ごとに存在感を高める

『王は愛する』を皮切りに、映画『コンジアム』などへの出演を重ね、少しずつ知名度を高めていった。転機のひとつとなったのが、2020年のドラマ『ブラームスは好きですか?』。パク・ジヒョンは、キム・ミンジェ演じる天才ピアニスト、パク・ジュニョンがかつて思いを寄せていたイ・ジョンギョンを演じた。主人公カップルとは異なる複雑な恋愛模様を背負った役どころで、繊細な感情表現を見せた。

(写真=『ブラームスは好きですか?』SBS)

その後、『ユミの細胞たち』では主人公ユミの職場の後輩ソ・セイ役を演じ、さらに2022年の『財閥家の末息子』では、財閥家の長男チン・ソンジュン(キム・ナムヒ)の妻モ・ヒョンミン役に抜てき。野心と知性を併せ持つ人物を演じ、強い存在感を残した。これまでの出演作とはまた異なる役柄を演じることで、幅広いキャラクターを演じられる女優として注目を集めるようになった。

そして2024年には、『財閥 x 刑事』で初のドラマ主演を務める。御曹司から一転して刑事となったチン・イス(アン・ボヒョン)とコンビを組む刑事イ・ガンヒョンを演じ、アクションやコミカルな演技にも挑戦。『ユミの細胞たち』以来となるアン・ボヒョンとの再共演も話題となった。

(写真=『財閥 x 刑事』SBS)

こうしてパク・ジヒョンは、作品ごとに異なる人物を演じながら着実にキャリアを重ね、助演から主演へと活躍の場を広げていった。2025年には『ウンジュンとサンヨン』でキム・ゴウンと共演し、長い年月を生きる女性の複雑な感情を演じたことが、さらに大きな転機となった。

『ウンジュンとサンヨン』で見せた、20代から40代までの人生

パク・ジヒョンのキャリアにおいて、大きな転機となったのがNetflixシリーズ『ウンジュンとサンヨン』だ。キム・ゴウン演じるウンジュンと、パク・ジヒョン演じるサンヨン。互いに憧れ、嫉妬し、ときには傷つけ合いながらも、人生の長い時間をともに過ごしてきた2人の女性の物語が描かれる。パク・ジヒョンは、サンヨンの20代から40代までを演じた。

(写真=Netflix)

特に注目されたのが、ひとりの人物の年齢だけでなく、人生の変化そのものを演じ分けたこと。20代の大学生から30代を経て、40代では病を抱え、死を目前にしたサンヨンへと変化していく。年代ごとの外見の変化だけでなく、表情や声、感情の表し方まで変化させ、長い人生の積み重ねを繊細に表現した。韓国メディアからは、20代から40代まで、まさに「年齢そのもの」を演じ分けた姿が韓国でも大きな注目を集めた。

なかでも大きな見どころとなったのが、40代のサンヨンだ。余命を宣告され、死を目前にしながらも、感情を大きく表に出すのではなく、淡々と日々を受け入れていく。パク・ジヒョンは、そんなサンヨンを表現するため、撮影前に役作りを重ねた。実際に患者の姿を観察したほか、役作りのために2~3週間ほど断食を経験。その際に「身体は痩せる一方で顔がむくむ」ことに気づき、撮影前には2~3時間ほど泣いて顔をむくませて現場に向かったという。

(写真=Netflix)

また、サンヨンという人物を「単純に善悪で判断しない」ことも、彼女の演技を支えた。パク・ジヒョンは、どんな人物の行動にも、その人なりの理由や正当性があると考えていると語っており、嫉妬や欠落を抱え、ときに複雑な行動を取るサンヨンについても、その背景を理解しながら演じた。

そして、物語の終盤で見せるキム・ゴウンとの共演も大きな見せ場となった。サンヨンの最後の場面では、ウンジュンの声を聞きながらも、すでに言葉を返すことができないという難しい演技が求められる。パク・ジヒョンは後のインタビューで、キム・ゴウンからかけられた言葉に「自分も答えたかった」と振り返っており、2人の間に積み重ねられてきた感情を、言葉ではなく表情や呼吸で表現したシーンとなった。

韓国人女優初!国際エミー賞ノミネートという快挙!

『ウンジュンとサンヨン』でチョン・サンヨン役を演じたパク・ジヒョンは、2026年9月、「第54回国際エミー賞」の女優賞にノミネートされた。韓国人女優が同賞の演技部門で候補に選ばれるのは、今回が初めてとなる。

国際エミー賞は、アメリカ国外で制作された優れたテレビ番組や俳優らを対象とする国際的な賞。韓国作品では、2022年にドラマ『恋慕』が韓国ドラマとして初めて受賞し、2025年にはNetflixシリーズ『タッカンジョン』がコメディ部門にノミネートされるなど、これまでも韓国コンテンツが存在感を示してきた。

そんな中、パク・ジヒョンは俳優個人として演技部門にノミネートされた。今回のノミネートでは、ベルギー、メキシコ、イギリスの作品から選ばれた女優たちと並んで候補入りを果たした。11月23日には米ニューヨークで授賞式が行われる予定で、世界の舞台でどのような評価を受けるのか、注目が集まっている。

(写真提供=OSEN)

これまで100回以上のオーディションを経験した下積み時代を経て、『コンジアム』『ブラームスは好きですか?』『財閥家の末息子』『財閥 x 刑事』など、さまざまな作品で着実にキャリアを積み重ねてきたパク・ジヒョン。そして『ウンジュンとサンヨン』では、20代から40代まで、一人の女性の人生を繊細に演じ切り、国際エミー賞女優賞ノミネートという大きな節目を迎えた。

助演から主演へと活躍の場を広げ、今回、韓国から世界へと舞台を広げた。作品ごとに異なる人物を演じながら新たな表情を見せてきたパク・ジヒョンにとって、今回の国際エミー賞ノミネートは、これまでの歩みに新たな一歩を刻む出来事となった。

11月23日に米ニューヨークで開催される「第54回国際エミー賞」授賞式を前に、改めて彼女のこれまでの出演作を振り返ってみるのも面白いかもしれない。今後、パク・ジヒョンがどのような作品で新たな魅力を見せてくれるのか、その歩みに注目したい。

(文=韓ドラLIFE編集部)

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《韓ドラLIFE》

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