1955年9月30日、若き映画俳優ジェームズ・ディーンが自動車事故で死んだ─ディーンを熱狂的に崇拝していた大学生ジミー・Jは、憧れのスターの唐突すぎる死に直面し、激しい喪失感に打ちのめされる。悲嘆に暮れて茫然自失、自暴自棄となり、居ても立ってもいられなくなった彼は、戸惑う恋人や学友も半ば無理やり巻き込んで、酒を盗み、車を飛ばし、警察から逃げ、同じ痛みを共有するディーン信者の少女ビリー・ジーンとともに私的な追悼会を実現するべく奔走するのだった。彼らの人生を一変させることになる、歯止めの効かない奇妙な一夜の行方は…。
ジェームズ・ブリッジス