女優キム・ジウォンが主演を務める『ドクターX~白衣のマフィア~』(Netflixで日本配信)は、放送初週から視聴率14%を超え、歴代級のヒットを記録している一方、一部の医師から反発を受け、対応に苦慮している。
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自らを整形外科医と名乗るネットユーザーA氏は10月15日、自身のSNSに投稿し、SBSドラマ『ドクターX』について、放送審議を求める申し立てを行ったことを明らかにした。
A氏は『ドクターX』の放送シーンについて、「回診を不必要な雑務のように描き、医療従事者を無能な悪役として単純化し、医療行為に伴う不確実性さえも無視する演出が繰り返されている」と指摘。「ドラマとしての誇張は理解できるが、ここまでくると医療現場に対する誤った認識を植え付けかねないと判断した」と問題提起した。
さらにA氏は、10月13日に放送通信審議委員会に『ドクターX』の放送審議を申し立てた際の受付内容を公開した。申し立ての理由は「医療現場の実態の歪曲および医療従事者の描写」だった。
A氏は「実際に制裁につながる可能性は低いと考えている」としながらも、「問題提起は必要だと思った。専門家として、誤った認識が定着していくのをただ見ているわけにはいかない」と強調した。
10月9日に初放送された『ドクターX』は、天才的な手術の腕だけを武器に不条理を打ち砕く「手術室の狂犬」、ドクターXことケ・スジョン(演者キム・ジウォン)が主人公の痛快なメディカル・ノワールだ。天才外科医のケ・スジョンが、病院内部の不条理に立ち向かう姿を描いている。

初回から視聴率11.4%を記録し、『熱血司祭2』以降に放送されたSBSドラマの中で最も高いスタートを切った『ドクターX』。わずか2話で視聴率は14.9%まで急上昇し、勢いを増している。
しかし、放送後、一部の医師からは『ドクターX』の医療描写の正確性や、医師という職業を過度に否定的に描いている点について、継続的に批判の声が上がっていた。そうした中、放送審議を求める申し立てまで寄せられ、窮地に立たされている。
一方、ドラマという性質上、フィクションとしての創作が加わることは避けられないため、今回の抗議や申し立てについては、一部で「過剰な反応だ」との意見も出ている。
なお、今回の放送審議をめぐる騒動について、SBS側は「特にコメントすることはない」と述べ、言及を控えた。
(記事提供=OSEN)
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