ソウルの中心を南北に分けて流れる雄大な河、漢江。休日を、河岸でくつろいで過ごす人々が集まっていたある日、突然正体不明の巨大怪物“グエムル”が現れた。河川敷の売店で店番をしていたカンドゥの目の前で、次々と人が襲われ、遂にはカンドゥの愛娘・中学生のヒョンソがグエムルにさらわれてしまう。さらに、カンドゥの父ヒボン、弟ナミル、妹ナムジュのパク一家4人は、グエムルが保有するウィルスに感染していると疑われ政府に隔離される。しかし、カンドゥは携帯電話にヒョンソからの着信を受け、家族と共に病院を脱出、漢江へと向かう――。