1950年代のハリウッド。スタジオの片隅で使い走りをしながら、映画監督になる日を夢見て働く青年、エドワード・D・ウッド・Jrことエド・ウッド。恋人の女優ドロレス・フラー、仲間のカールやコンラッド、ゲイのバーニーらと芝居を上演したりするものの、なかなか成功へのチャンスが掴めない。というのも、彼には映画監督としての才能が皆無だった。ところが当の本人はそんなことはどこ吹く風、非常に楽天的な性格の持ち主だったため、日々映画への情熱を燃やし続けていた。
ティム・バートン