ペリー率いる黒船の来航以降、開国か攘夷かで揺れ動く日本。そんな中、「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という故事に発奮し命を懸けてはるか英国へと密航した若者たちがいた。伊藤博文(三浦アキフミ)、井上馨(北村有起哉)、井上勝(山下徹大)、遠藤謹助(前田倫良)、山尾庸三(松田龍平)の5人であった。「長州ファイブ」と呼ばれる彼らは渡英後、英国の文明に触れ、身も震えんばかりの興奮を味わう。彼等は最新技術や知識を国に持ち帰るため、“生きたる機械”となって、造幣、造船、鉄道の技術を吸収していく…。
五十嵐匠
攘夷の気運が高まる幕末日本。そんな中、死罪覚悟で海を渡った若き長州藩士たちがいた。後に近代日本を背負って立つことになる彼らを、イギリス国民は敬意を表して“長州ファイブ”と呼んだ——。見知らぬ国へと突き進んだ若き志士たちの真実を克明に描いた『長州ファイブ』。5人の男たちの熱き思いが日本の歴史を動かすこととなったが、それから140年余り経った現代では、男だけでなくあらゆる分野での女性たちの活躍が、日本に元気を与えている。そこでシネマカフェでは、女性読者を対象に“あなたが最も憧れる女性”を大調査!
幕末の混乱期、新しい時代を切り開くため命をかけてイギリスへ旅立ち、後に“長州ファイブ”と呼ばれた5人の若き志士の姿を描く『長州ファイブ』。本作が2月10日(土)に公開初日を迎え、シネマート六本木にて行われた舞台挨拶には“長州ファイブ”の5人を演じた松田龍平、山下徹大、北村有起哉、三浦アキフミ、前田倫良と五十嵐匠監督が登壇した。
幕末の激動の中、新たな時代を切り開くため命を懸けてイギリスに渡り、後に“長州ファイブ”と呼ばれた、伊藤博文・井上馨・井上勝・遠藤謹助・山尾庸三の若き5人の長州藩士。日本の近代化の中心を担った5人の、知られざる若き日の活躍を描いた『長州ファイブ』がいよいよ2月10日(土)より公開される。公開に先立ち、東京・世田谷の松陰神社にて、伊藤博文役の三浦アキフミが参加してのヒット祈願が行われた。
東京国際映画祭3日目は、初日に『世界はときどき美しい』の舞台挨拶に登壇した松田龍平が、幕末の混乱期にイギリスに密航し日本を変えた男たちの若き日を綴った『長州ファイブ』舞台挨拶に登場。『御法度』(99)以来7年振りにサムライを演じる松田さんをはじめ、魅力的なキャストに注目です。又市原隼人、上野樹里主演の『虹の女神 Rainbow Song』舞台挨拶では、テーマソングを歌う種ともこによるスペシャル生ライブも行われ、観客を楽しませた。
10月21日(土)、今年で19回目を迎える東京国際映画祭が華やかに幕を開け、会場の六本木ヒルズ・けやき坂には200メートルのレッドカーペットが敷かれ、総勢286名の国内外を代表する監督や俳優がファンの前に姿を現した。