『コマンダンテ』作品情報
2007年5月26日 公開の映画作品あらすじ
2002年2月、オリヴァー・ストーン監督はキューバの最高司令官フィデル・カストロへ取材を敢行、インタビューは30時間にも及んだが、彼は内容の削除を一切求めなかった。おなじみの軍服をまとって登場したカストロに、ストーンはまず第一にある場面を演じることを要望する。それはカストロが秘書の差し出す書類の山に署名するというシーンである。そのような“やらせ”のシーンからフィルムを始めることによって、これから始まることは単なる質問と答えの連鎖ではなく、権力とメディアの共犯関係を知り尽くした2人の人間の真剣勝負であることを観客に示唆する。ストーンはカストロと共にカメラの前へ身をおき、打ち解けた雰囲気を作り出し、それによってカストロに本音を語らせようとし、カストロは彼の青春時代、政治的勢力をつけていく過程、そして彼の見る今のキューバについて包み隠さず語っていく…。ハリウッド屈指の社会派監督オリヴァー・ストーン監督と“社会主義国唯一の成功者”カストロ議長との1対1の真剣勝負。ケネディ大統領暗殺やミサイル危機などから私生活に及ぶまで、包み隠さず曝け出しCOMANDANTE(司令官)であり続けるカストロ議長の本当の姿に迫るドキュメンタリー。2003年ベルリン国際映画祭パノラマ部門正式出品。
スタッフ
- 監督
-
オリヴァー・ストーン
キャスト
- フィデル・カストロ
- オリヴァー・ストーン
作品データ
- 2007年5月26日よりユーロスペースにて公開
- 原題COMANDANTE
- 公開日 2007年5月26日
- 製作年
- 製作国
- 上映時間
- 映倫区分
- 配給会社
- クレジット©2003- Mediaproducción S.L. 2002. All rights reserved.
- 公式サイト
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