両親の訃報を受け、東京から山間の田舎に舞い戻ってきた姉・澄伽(すみか/佐藤江梨子)。女優を目指し、家族の反対を押し切って上京したものの、その超ゴーマンな性格が災いし、女優活動も頭打ち。そんな姉の帰省は妹・清深(きよみ/佐津川愛美)を脅かす。それは、かつて清深が姉の秘密を暴露したホラー漫画が全国紙に大々的に掲載されたためだった。姉への罪悪感に苛まれ、いじめにも耐えてきた清深だったが、「面白すぎる」姉を間近で見ているうちに、またもや溢れてくる創作意欲に耐えきれなくなり…。
吉田大八
いま、最も輝いている女優のひとり、永作博美。19歳で「ribbon」の一員としてデビューしたアイドル時代、そして20代は、それほど活躍が目立ったわけではないけれど、30代後半(現在、38歳)になって押しも押されもせぬ人気者に。同年代の女性にとって、彼女の活躍がどれほど励みになっていることか。
毎年年末、国内映画賞レースの先陣を切って発表される、報知新聞社主催の報知映画賞。第32回目を迎える今年の受賞作品が11月27日(火)に発表され、彩り豊かな作品からの受賞者たちが並んだ。
最近になって、以前騒がれた恋愛について本音を語り始めた佐藤江梨子。“綺麗ごと”の多い芸能界ですが、彼女からはサバサバとした潔い素直さを感じ、常々、面白い女性だなと思っていましたが、会ってみてつくづくその魅力に納得しました。
東京から帰ってきた、自意識過剰な勘違い女の澄伽と、彼女に怯え、翻弄されつつも、それぞれにどこか普通じゃない家族の面々。彼らの一触即発の人間関係を赤裸々に、そしてブラックユーモア満載で描き出した『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』が7月7日(土)に初日を迎え、主演の佐藤江梨子、澄伽の兄・宍道役の永瀬正敏、宍道の妻・待子役の永作博美に吉田大八監督と、原作を手がけた劇作家・小説家の本谷有希子が舞台挨拶に登壇した。
「劇団、本谷有希子」を率いる女流作家・本谷有希子の同名戯曲を原作に、気鋭のCMディレクター・吉田大八監督が、佐藤江梨子を主演に据えて作り上げた『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』。「あたしは特別な人間なんだ」という自意識過剰の勘違い女・澄伽を中心に、皮肉とブラックユーモアを織り交ぜた人間模様から日常的な日本を描き出し、先に行われたカンヌ映画祭の批評家週間にも出品された。5月31日(木)、本作の完成披露試写会が行われ、舞台挨拶に吉田監督と佐藤さん、さらに佐津川愛美、永作博美、永瀬正敏が登壇した。舞台挨拶の前には、本作の主題歌「世界が終わる夜に」を歌うチャットモンチーのライブも行われ、会場は大きな盛り上がりを見せた。
先日お伝えした通り、今日はサトエリちゃん取材の模様をお伝えするわ。実はね、今日がサトエリちゃんたちの映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』公式上映なのよ。で、その模様も一緒にね…なんて思ってましたの。遅くなってしまったことをお許しをば。
今日はネタ豊富だわ〜。さすが映画祭も中盤にさしかかり、俄然華やかさが増してきてるわよ〜!
自身の劇団を率い、三島由紀夫賞・芥川賞ノミネートなど、新進気鋭の女流作家としても注目される本谷有希子。彼女の人気戯曲が絶妙な配役を揃えて映画化された『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』が今年のカンヌ国際映画祭の批評家週間に正式出品されることが決定した。監督を務めるのは、これまで数多くのヒットCMを手がけてきた吉田大八。強烈なキャラクターを放つ主人公・澄伽(すみか)を佐藤江梨子が演じる。