青い目のアズールと黒い目のアスマール。乳兄弟である2人は、かたや領主の息子で、かたや他国者の貧しい乳母の子。教育も受けられず、母親と共に屋敷を追い出されたアスマールはヨーロッパとそこで暮らす人々を恨むようになる。一方、乳母の母国に希望を抱いていたアズールも差別的な迷信がはびこる現実から逃れるように目を閉ざし、盲目を装う。その果てに物乞いに転落したアズールの前に、女大商人となった乳母とその息子・アスマールが現れ、アズールとアスマールの立場が大きく逆転する…。『キリクと魔女』のミッシェル・オスロ監督が、異なる人種と民族、文化圏に対する差別や偏見に問題を投げかけながら、少年の自立と成長を描いたアニメ作品。
ミッシェル・オスロ
ミッシェル・オスロ監督作『アズールとアスマール』のブルーレイとDVDが4月10日(水)に“三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー”より発売されることが分かった。DVDレンタルと、デジタル配信(購入/レンタル)も同時開始される。
『キリクと魔女』で高い評価を得たフランスアニメーションの第一人者、ミッシェル・オスロ監督の最新作『アズールとアスマール』の日本語吹き替え版が、スタジオジブリの監修の下で製作され、先日より公開されている。8月14日(火)、本作の公開劇場であるシネマ・アンジェリカ渋谷にて、テリー伊藤と漫才コンビ「千原兄弟」の千原ジュニアをゲストに迎えてのトークイベントが開催され、速射砲のように展開される2人のトークに会場は大きな盛り上がりを見せた。
『キリクと魔女』で観る者を魅了した、フランスのアニメーションの巨匠、ミッシェル・オスロ監督の最新作『アズールとアスマール』が7月21日(土)に公開を迎えた。本作の日本語吹き替え版製作を任されたのはあのスタジオジブリ。公開初日の舞台挨拶に、吹き替え版の監修・翻訳・演出を務めた高畑勲監督とアズール、アスマール、シャムスサバ姫の声を担当した浅野雅博、森岡弘一郎、岩崎響が登壇した。
『キリクと魔女』や『プリンス&プリンセス』など、独自の世界観を繰り広げてきたミッシェル・オスロ監督。フランス・アニメーション界の第一人者として活躍している彼の最新作は異文化の融合をテーマにした『アズールとアスマール』。青い瞳と白い肌を持つアズールと黒い瞳に黒い肌のアスマールが幼い頃に聴いた乳母の子守唄を頼りに、“ジンの妖精”を探す旅に出る物語だ。作品についてオスロ監督に話を聞いた。