アメリカの古都・ニューオーリンズの深夜、潜入麻薬捜査官・ストウ(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)はおとり捜査の現場へ急行していた。ストウは麻薬に溺れ、人情のかけらもなく、職場ではいつも一匹狼の警察官。彼は自分の元パートナーで、現在は大物ドラッグディーラーとして頭角を現しているキャラハン(スティーヴン・レイ)を追っていた。そしてキャラハンと銃撃戦を繰り広げるストウ。しかしその中で女性捜査官が殉職、失意で荒れる彼を見かねて、妻は別の男のもとへと去ってしまう。そしてキャラハンの罠によりストウは頭を撃ち抜かれ、意識不明の重体に。やがて昏睡状態から奇跡的に意識を取り戻すストウだが、そこにはキャラハンによる最悪のシナリオが用意されていた――。
サイモン・フェローズ