14歳の水瀬杏(夏帆)は、両親の離婚により、東京から母・美和子(戸田菜穂)の実家である島根県にやって来た。田舎独特の雰囲気や祖母(藤村志保)に馴染めずにいた杏は、近所に住む同い年の大悟(池松壮亮)や藤(塚田健太)、椎香(岡本杏理)と出会い、徐々に自分の居場所を見つけていく。そんな中、母が自殺…。悲しみの中にいた杏を大悟は「俺が、ずっと一緒におっちゃるけん」と力強く抱きしめる…。あれから12年が経ち、26歳になった杏(松下奈緒)は、婚約者の佐倉と東京で暮らしていた。そして、同窓会に出席するため、数年ぶりにあの懐かしい街を訪れる――。
合唱に青春を燃やす高校生たちの姿を爽やかに描いた『うた魂(たま)♪』。今年の春、劇場公開された本作が早くもDVDとなって9月12日(金)に発売される。かすみは才能と美貌を兼ね備えた、ちょっぴり自意識過剰な女の子。だがある日、自分が歌っているときの顔にショックを受け、完全に自信を喪失してしまう…。かすみを演じた夏帆が作品に役柄、そして合唱の魅力について語ってくれた。
母と2人暮らし、将来の夢は小説家…というごく普通の女子高生・未歩。ある日未歩は、携帯を落としてしまう。その携帯が辿り着いた先はなんと、明治時代。その携帯を拾ったのは時次郎という小説家志望の青年だった。“平成”と“明治”という時代を超えて会うことのできない恋を育んでいく『東京少女』。本作で未歩を演じた夏帆に話を聞いた。