利潤の追求に専心するハンバーガー・チェーン“ミッキーズ”の本社幹部。劣悪な労働条件の下、下請けの精肉工場で酷使されるメキシコからの不法移民。そして店舗で、時給を稼ぐために勤務時間をやり過ごす学生アルバイトたち。交わることのなかった三者が“牛肉パテへの大腸菌混入”という事実の発覚によって交わり、食の安全性や格差社会、環境破壊などの社会問題が病巣が炙り出されていく――。エリック・シュローサーのベストセラー「ファーストフードが世界を食いつくす」を原作に、ファーストフード業界の実態を描いたドラマ。
リチャード・リンクレイター
エリック・シュローサー