ドイツ文学を専攻する内気な大学生、スヨン(チョン・ギョンホ)。恋愛経験の浅いスヨンはある日を境に、人懐っこく内に何かを秘めたような女子学生、ピッピに淡い恋心を抱くようになる。しかし、彼女は学生運動の最中、スヨンの目の前で投身自殺を遂げる。悲しみに打ちひしがれるスヨン。ピッピの死後、彼のまわりには不思議な出来事が起こり始める…。朴政権下の1970年代韓国を舞台に、ひとりの青年が体験する、奇妙で切ないラブストーリー。現在と過去、生者と死者、現実と夢の境界線を越えて物語は展開していく。
ファン・ギュドク